独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

九とエイトアンドハーフ

今日は仕事で気が滅入ることばかり。


当初は公園に寄って筋トレで懸垂して帰宅しようと思ってたんです。
2時間くらい残業し、むしゃくしゃするのでとっとと帰って飯食って寝ようとも思いましたが、少し体を動かせば気も晴れるかもと思い、やっぱ公園に寄って帰って来ました。


懸垂60回して、少しボールを蹴ったり。
その結果ほんの少しだけイライラのメーターが下がった気はしました。


帰宅すると、アンビリーバボーで男のために2億円横領した女の話がやっていました。
日本で1980年代に実際に起きた事件だそうです。


さえない銀行員の女が、結婚を餌に近づいてきた男のために客の預金2億円を横領し貢。
クリスマスの日、女のもとにサンタクロースはやって来なく、来たのは「金を工面してくれ」という電話だったそうです。
それでも女は男を信じ横領した金を貢ぎ続けましたが、男は事業やギャンブルにその金を使うどころか他の女性にお金をつかっていたという顛末。


救われない結末に、見ているこちらもやりきれない思いになります。
女は捕まった男のことを「死刑にして欲しい」と言ったそう。


筋トレという前向きなストレス解消と自分よりも不幸な人の身の上話。


どちらが僕の心を救ってくれたかというと後者。
2億円横領した女の顛末と比べ、自分はまだマシって。


まぁひねくれた性格だなって。
上を向いては歩けないし、生きられない。