独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

実家と干物

今日は実家で晩御飯を御馳走になってきました。


久しぶりに干物を食べました。
住むアパートの電気コンロではフライパンでしか魚を焼けないため、焼いても鮭とか鱈くらいで、干物を食べることが出来ません。
フライパンでは上手く火がとおらないので。


宮里藍ちゃんが引退した会見の話とか、この生姜の酢漬けは手作りなんだけど美味しく出来たとか。

そんな日常の些細な会話ですら話す相手のいない自分は、実家で晩御飯の時間を共にさせてもらうことすら貴重に思います。


子どもの頃は当たり前だった光景。

家族で食事することなんて当たり前だった。
当たり前のことだから何とも思わなかった。


特別なものなどなくても、家族や大切な人と一緒に干物を食べることの出来る時間。
そんな幸せを思いながらぼっちのアパートへ帰ってきました。

囚と灰

日曜日。
朝起きて洗濯をし、人が少ない開店直後のスーパーへ1週間分の食材を買い出しに行き、午後はプールで泳いでそれ以外はぼーっとしてひたすら1日が終わるのを待つということを繰り返す。


そこに誰かとメールしたり、電話したり、今後の予定に思いを馳せるという、ごく普通の人たちが行っている行為はない。


開店直後のスーパーですらそこそこ人はいて、皆楽しそうに買い物をしている。
夕飯のおかずは何にしようかという相談をしているのだろうか。
僕にはわからない。

食べたいものもないので、自分一人で食べるためだけのカレーの材料とサラダの材料、牛乳、冷凍食品などを買って帰宅した。


プールで体重を計ったら、また少し瘦せていた。
最近太ったと思っていたのだが・・・。


どうせなら、いっそこのままゼロになってこの世からこの肉体も精神も無くなってしまえばいいのに。
そんなことを思った。

脆と弱

今日は午後に会社から急な呼び出しがあり、休日出勤となりました。


休日といってもアパートにひきこもって時間が過ぎるのをひたすら耐えて待つだけの生活ですから、時間が潰せたと考えれば「せっかくの休日なのに・・・」とはあまり思いません。


職場の人が笑顔で冗談を言い合っているのを見ると、作り笑いを浮かべながらも内心はその輪から外れていくのを感じます。
周りが楽しそうにしていればいるほど、その場にいるのが苦痛になります。


出口の見えないこの日々は、何をしていても気持ちを紛らわすことが出来ません。


この世から消えてなくなりたい。


なぜ皆そんなに笑うことが出来るのだろう。


僕は生きている意味を見いだせず、誰からも必要とされない。
仕事は自分でなくても、いくらでも他の誰かで代わりはいる。


胃薬を飲みながらなんとかご飯は食べているけれど、気持ちを紛らわせることの出来る、思考を遮断できる方法が見つからない。


人間を廃業したい。

早寝と早起き

今までは日付が変わるころまで起きていたのが最近は23時前には布団に入っています。


早ければ22時頃。


理由はただ一つ。
起きていてもすることがないから。
呼吸をすることくらいしかすることがありません。


前はだらだらネットして動画見たり、旅行情報を見たりしていたのですが、最近はそれもあまり興味がなくなり、何もやりたくないほうが勝っています。


したがって早く寝る。

かといって熟眠することはなく、浅い眠り。
夜中に何度も目が覚めます。
そして朝5時前に明るくなると、そこからは眠れません。

早く起きると1日が長いのでそれもしたくない。


1日の終りが名残惜しくない日々。

趣味も生産的活動も何もない日々。

時間が過ぎるのをただじっと待つ日々。

コストカットとコストコ

職場の人がコストコの話をしていました。


まとめ買いをして、1回の買い物で数万円使う時もあるとか。
いつ行っても混んでいるが魅力的な商品が多く、洗剤とかトイレットペーパーとか米とかは他のドラッグストアとかに比べても安いとか。
食品は美味しいし量もあって安くて、買ったらひたすらラップに包んで小分けして冷凍するそう。

フードコートのホットドッグは180円でジュース付きなんですってよ、奥さん。



ここまで聞いて自分には一生縁のない場所だなと思いました。


まして一人で行っていい店ではないですよね。
普段週に1回の買い出しで行くスーパーですら人の少ない日曜の開店直後に人目を避けるように行く自分ですから。

友人同士や知り合い家族で行ってシェアすることが常套のようですが、まず友人がいません。

僕が使っている冷蔵庫は一人用の小さいものなので、冷凍庫は3割引きとかで200~300円くらいで買った安い豚肉やら冷凍食品、アイスやらをちょっと詰めればすぐにパンパンです。


独男が決して足を踏み入れることのない世界がまた一つあることを知りました。



遠い外国のような場所。
僕のパスポートではコストコに入国出来そうもありません。

好みと変化

最近柔軟剤の強い香りが苦手。


以前は柔軟剤が大好きで、色々な種類を試しては好みの香りを探していました。
洗濯時に量も多めに入れて。


もちろん香りも強めが好きで、ダウニーが流行った時などはそのシリーズも使っていました。
あとはインドネシアのmoltとかも。

 

nadeemsan.hatenablog.com

 




最近は日本製でも多くのメーカーからフレグランス系の柔軟剤が主要商品として発売されていますが、どれもこれも非常に苦手になってきました。


外干ししてとり込む時には香りが飛んでいるくらいがいいな思います。

職場とかでも、けっこう柔軟剤が香る人多いですよね。
すれ違った時とか。
これからの時季、汗を混じって独特な匂いになったりするなぁと感じたり。


年齢とともに、本当に好みって変わるものだなと思います。

昔からある普通のハミングとかが、一番香らずにある程度の柔軟効果も得られていいのでしょうか・・・。


無駄に多く柔軟剤を使わないので、節約にもなって一石二鳥。


洗濯物の生乾きの臭いさえしなければいいや。
今ある在庫を使い終わったら、次回からは安くて柔軟効果がそこそこあってあまり香りの強くないものに変えようと思います。

筋トレと止め時

昨年の夏の終りから始めたダイエットのための筋トレ。


理由もなく今も続けています。
おかげで体重は痩せたままを維持しています。

 

nadeemsan.hatenablog.com

 



今は食事制限はしておらず、チョコレートなどの甘いものもがっつり食べていますし、食事も野菜が中心ですが普通に炭水化物もたくさん摂取しています。
朝は毎日パンですし。

やっていることといえば、

①白米は冷やした状態で食べる(冷やすことで糖分が腸で吸収されにくくなるそう)
②週に4回の筋トレ(足上げ腹筋500回と腕立て100回)
③週末に泳ぐ(1時間 2kmくらい)
④ストレッチで体をねじることを意識する

これだけです。


そして、もう止めたい。
だけど、止め時が分からない。

以前にも書きましたが、痩せたところで何の目標もなく日々のモチベーションはありません。この体型を維持したところで誰に見せるわけでもない。
いい歳したおっさんにしては腹筋も割れてボクサー体型みたいな体になっているのですが、そもそも自分は早く死にたいと思っているのに、痩せて健康になるという自分の望みとは逆行したことをしています。


自分は一体どこへ向かっているのだろう。


ただ、からだは楽です。
ダイエットといっても、もともとが細身体型の自分が5kg痩せただけですが、たったそれだけでも体が軽く感じます。


何やってんだろ俺・・・と思いながら汗をかいて腹筋をする日々。


1個1000円もする虫除けを購入してベランダに設置しているのに部屋に侵入してくる蚊よ。

教えて下さい、いつ止めればいいのですか。
なんとなくで無意味なことを続けてきてしまったけれど。


髪型や服装などの外見に気を配る、お洒落したいという欲などとっくに燃えるゴミの日に捨てた。
そして筋トレも何の意味もないのだから。