独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

小春日和と春先小紅

朝8時半頃起きてカーテンを開けるとすでに自分以外のアパートの住人の車が一台も停まっていなかった。


晴天に空気が澄んでお出かけ日和とはいうものの、皆さんそんなに出かけるところがあるのだろうか。


どこに行くのだろうか。


どこも行く予定のない僕は、とりあえず週に一回の買い出しにスーパーへ行き、午後はプールへ泳ぎに行った。


途中の公園には手を繋ぐカップルや噴水で遊ぶ家族が目について、独男の精神状態に非常に良くない。


彼らを避けるように早足でその場を通り過ぎた。


帰って来たら明日からの常備菜作り。
といっても、スープや生野菜サラダやアブラ菜のからし和えなど簡単なものだけ。


僕は何の為に生きているのだろう。
泳いで息継ぎをする度それしか頭に浮かばなかった。


いっそ朽ち果てて深海魚のエサになればいい。