独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

見知らぬおばちゃんと干し芋の味

ちょっと前ですが、いつも行く産直でお会計を済ませて店を出ると60歳前後と思われる見知らぬおばさんから突然声を掛けられました。


おばさん「お兄ちゃんさつまいも好き?」
僕「(お兄ちゃんっていうか、もう40近いおっさんだけど)はい、好きです」
おばさん「じゃあちょっと来て」
僕「えっ?さつまいももらえるのかな・・・」

そして全く初対面のおばさんの後を着いて行き、駐車場のおばさんの車に到着。
彼女は後部座席からビニール袋を取り出す。

おばさん「これ昨日私の田舎に行ってもらってきたんだけどよかたらもらって」
僕「え?いいんですか?」
おばさん「いいのいいの。私食べないのよ。干し芋なんだけど」
僕「自分大好きなんです。しかも真空パックになっててすごいですね!」
おばさん「良かったー、全部もらってくれる?」
僕「えっ?こんなにいいんですか(全部で5袋あった)」
おばさん「うん、手作りなんだけど嫌だったら捨ててもらってかまわないから」
僕「いえいえ、ありがたくいただきます。ありがとうございます」
おばさん「こちらこそ。ありがとね。じゃあね」
僕「はい、大事に食べます。」


ってな感じで、見ず知らずのおばさんからいきなり干し芋を5袋もいただきました 笑


強調しますが、お互いどこの誰かも分からない相手です。
他にも客はいたのに、なぜ俺? 笑


しかも売っている商品ではなく、いかにも手作り感満載のジップロックの袋みたいなやつに真空パックされてるやつです 笑


全く知らない人から手作りの食べ物をもらうって、それなりにリスキーというか、神経質な人は絶対口にしないですよね。
どこの誰が作ったかも分からないし、衛生的に何が入ってるのかも毒が盛られているかも分からないですし。


僕はそんなにお腹がすいてそうに見えたのでしょうか 笑
それとも人が良さそうに見えたのでしょうか 笑
おばさんの真意は分かりませんが、ありがたく親切だと思っていただきました。


何はともあれ、大量の干し芋をいただいた僕。
これから一か月はおやつに困らなそうです。


お腹を壊すか、それともイモ効果で快腸になるか!


味は普通に美味しかったですし、もちろんお腹を壊すこともありませんでした!