ベルジャンとチョコレートチャンク
今日テレビを見ていて「アルペンスキー」をやっていると中学生が話すと、
外国人コーチが「英語だとアルパインね」と訂正していました。
この手の和製英語って多いですよね。
これを見ていて苦い記憶を思い出しました。
かつてバックパッカーをしていた頃のこと。
パキスタンのフンザの宿で一緒になった西洋人の旅行者に「どこの国ですか?」と尋ねると「ベルジャン」と返されました。
僕は「ベルジャン」が分からず、聞き返しましたがやっぱり分かりませんでした。
どこだろ・・・・と、?な表情を浮べていると、彼は「マイナーカントリーだから」と言いました。
その直後、隣にいた日本人旅行者が「ベルギーですよ」と教えてくれました。
なるほど・・・
自分でベルギーはベルギーで当たり前と思っていたが、それは日本でだけ通用する日本語独自の呼び方であって、英語では「ベルジャン」と発音するのだとその時初めて知りました。
すぐに「全然マイナーカントリーじゃないよ。すまない。俺はあまり英語が分からなくて」と伝えました。
これってイギリスとかドイツ、トルコなどにも同じことが言えます。
余談ですがアメリカ人とかは「USA」と答える人もいますが、けっこう「デンバー」「アリゾナ」とか、州の名前で答える人も多いです。
このベルギーに纏わるやりとりは非常に記憶として残っています。
「ベルギーブランド」って日本人の中ではかなり高印象だと感じます。
例えばベルギービールとか、ベルギーワッフル、ベルギー産チョコレートとか、
なんでもベルギーって付けばそれだけでかなりお洒落な気がしません?
そんな僕も31アイスのラインナップに限定フレーバーの「ベルジャンチョコレートチャンク」があると「おっ!」って思いますから。
人は中身だけでなく上辺も十分に大事だと気づかされます。