イスタンブールと旅行記①(エバー航空ロイヤルローレルクラス編)
夏休みでトルコのイスタンブールへ行ってきました。
飛行機の乗り継ぎを利用して、行きはウィーン、帰りはバンコクに寄るという、3泊7日の強行日程です。
今回は頑張って貯めたANAのマイルを使って全区間ビジネスクラスでした。
3か国ともに以前訪れたことがあり、どこも一切観光はしていません。
僕はあるときから旅に行っても写真を撮らなくなり、ブログを書いていなければ今回もカメラは持っていかなかったと思います。
写真を撮ってもそれを共有する相手がいないからです。
一人の思い出は形でなく、自分の胸にとどめておけばいい。
したがって、どうしても写真を撮るという行為に気がまわらなく、ブログのためだけに意識した時だけに撮っているのでたいした写真がありません。
旅行記と言えるようなものではありませんがなんとなく読んでいただけたら幸いです。
1日目。
成田空港第一ターミナルにてチェックイン。
東京→台北
台北→ウィーン
ウィーン→イスタンブールまで2日かけて移動します。
ANAのラウンジは激込みで、エサは食い散らかされてほぼ空。
まさにカオスな状況でした。
ヌードルバーも長蛇の列。
しかし自分も朝から何も食べていないので、ラウンジ乞食と化し行列に並びます。
山菜そば。
NH823 成田→台北 17:40発
飛行機はまさかの沖き止め。
ANAのホームである成田空港で沖き止めなんてあるんだとびっくり・・・
シートは短距離なのでクレイドル。
お隣は空席でラッキーでした。
ドリンクはかぼすジュース。
夜便ということもあってか、周りはお酒飲んでる人が多かったです。
後ろに座ってたスーツ着たリーマンも顔真っ赤にして気持ちよさそうでした。
台北着いても今日はもう寝るだけでしょうしね。
食事は洋食を選択
ハンバーぐぅ~👍
台北に着くと無料のマッサージチェアを偶然発見。
ここのマッサージチェア3種類くらいあって、1時間くらいずっと揉まれてました。
素敵!
桃園空港マジで最高だわ。
使用するにはこちらのインフォメーションで受付します。
そしてこんなカードをもらいます。
全身マッサージチェアはこれでスキャンすると作動します。
マッサージを堪能した後は急ぎ足でここへ向かう。
エバー航空のラウンジ。
僕が今回エバー航空のロイヤルローレルクラスに乗りたかった大きな理由がここにある。
それはこれ。
そう、スイスの「モーベンピック」のアイス。
桃園空港には4つエバー航空のラウンジがあるようなのですが、会員のランクや搭乗クラスにより使用出来るラウンジが指定されるようで、ロイヤルローレルクラスの乗客が使えるラウンジにはモーベンピックのアイスクリームがあるのです。
僕がこのモーベンピックに出会ったのはかれこれ10年前。
バックパッカーの頃。
当時イエメンで出会った旅人から「世界一おいしいと思うアイスがモーベンピックなの。ただ、スイスのホテルで世界中に展開していてホテルで食べられるけど、とにかく値段が高くて」と聞いていた。
そしてサウジアラビアのジェッダでなんと路面店がありそこで初めてご対面したのですが、たしかに超美味しかったのです!!!
日本ではほとんど見かけないためそれ以降口にすることがなかったのですが、桃園空港のエバー航空のラウンジにモーベンピックがあるという情報を見てから、どうしてもこのラウンジに入りたくて、足かけ10年今回ついにその念願が叶いました。
「やったー!!」思わず絶叫したくなるほどの喜び。
でもスプーンを口に運ぶと
「あれ・・・思ってたほどの感動じゃないな・・・」
僕とモーベンピックの再会はあえなく終了しました。
それより聞いてよ奥さん。
ラウンジにあったこの茶葉入りのウーロンティーが美味しかったわよ。
あまりにも美味しくて、1本もらって機内に持ち込んだわよ
シャワールームは超快適。アメニティはHARNNやロクシタン。
食事も種類豊富。
そして23:40発ウィーン行の飛行機に搭乗。
なんとこの飛行機、バンコク経由です 笑
エバー航空はビジネスクラスを2つに分けていて、
中・短距離線➡プレミアムローレルクラス
長距離線➡ロイヤルローレスクラス
となります。
エバー航空にはファーストクラスの設定がないため、実質このロイヤルローレルクラスと称したヨーロッパやアメリカ線が最上位のサービスになります。
シートはリバースヘリンボーン。
当然フルフラットになります。
で、バンコクに到着したら1時間ちょっとのトランジット。
このままウィーンへ向かう乗客も一度飛行機から降ります。
その間に機内の清掃とか、荷物の積み込みとかしているのだと思います。
待ち時間はバンコクのエバーラウンジへ行きました。
そして夜中3:10頃に再び搭乗。
ここからが長距離線ロイヤルローレルクラスの実力を感じられる時です。
台北からの席と同じ席に座ります。
ウェルカムドリンクのパイナップルドリンクが超美味かったwithゴディバのチョコレート。
今回飲んだ飲み物の中で一番美味しかった。
ドロドロのスムージーみたいなやつ。
で、パジャマとアメニティのリモワのケースが配られます。
リモワのケースなんて、タイ航空だったらファーストクラスで配られるアメニティらしいです。
ロイヤルローレルクラスではシャンパンも「ドンペリ」が出るようなのですが、
この台北ーウィーン線は深夜便だからなのかシャンパンは違うメーカーのものでした。
それでも10年もののヴィンテージのやつでした。
同じくドンペリはタイ航空ならファーストで出されるらしいです。
1回目機内食。
はい、ギブアップ。
なにせ日本時間の朝6時頃からフルサービスが始まります。
もちろん最初に食べるかどうか聞かれるのですが、普通に考えて食えるわけないですよね。
しかも成田からずっと食べっぱなしです。
そしてフルフラットでしばし睡眠zzz
朝食はおかゆを選択。
最後は飴のサービス。
このエバーの長距離便ロイヤルローレルクラス、昼の便だとワゴンサービスでほんと素敵なフルサービスが受けられるようなのですが、なにせ今回は乗った時間が悪かったです。
しかもバンコク経由ですし。
日本からウィーンに到着するまでに4回機内食食べました 笑
バンコクを経由するぶん、1回多くサービスをうけられるので、飛行機好きの人にはいいかもしれません。
スカイトラックス社の格付けで5つ☆エアラインにランクされるエバー航空。
その真骨頂は長距離線ロイヤルローレルクラスに乗ってこそ味わえますが、リモワのケースや高級シャンパン、パジャマ、台北のラウンジの質など、かなりレベルは高いのではないでしょうか。
ただし、CAの英語が流暢すぎてけっこう聞き取れません 笑
なにより10時間以上の移動を横になって眠れるということが非常に大きかったです。
特に僕は移動が苦手なので。
そんなこんなで翌朝ウィーン空港に到着しました。
移動だけで1日目終了。