母の法要と13回忌
今日は母の13回忌で親戚一同が集まり、お寺で供養がありました。
父は長らくがん治療中ですが、常日頃から「お母さんの13回忌まではなんとか頑張りたい」と口にしており、それが終わったことで急にガタガタと体調を崩さないか心配です。
親戚の叔父・叔母も軒並み60代後半~80代。
皆年寄りばかりです。
自分の両親は父が6人、母が4人兄弟とたくさん叔父叔母がいるので、そう遠くない将来に皆いなくなってしまうんだろうな~とぼんやり考えていました。
法要のあとにちょっと高級な和食屋で美味しい料理を食べながら皆思い思いに会話を楽しみ、父も満足そうでした。
自分は久しぶりに美味しいものを食べたな~といったかんじです。
今日はいい相手はいないのか・・・・といった質問攻めにあうことは一度だけで済みました。
心配して言ってくれたのだと思います。
親戚って、時に煩わしく、時に有難い存在だな。
そんなことを考えた1日でした。
税金と寄生虫
今まで絶望に触れたことが2度ある。
一度目は母の死。
母が死んだ時、こんなにも辛いことが世の中にあるのかと思った。
自分を産み育ててくれた人が、この世からいなくなる日が訪れることを想像できなかった。
ただ、余命を宣告されてから1年以上あったため心の準備をすることは出来た。
二度目は30歳を過ぎた頃。
突然病気が発覚した。突然だったから心の準備はなかった。
医師からは現代の医療では完治しないと言われた。
症状を抑えるために死ぬまで、もしくは薬が効かなくなるまで生涯にわたり治療をする必要があると言われた。
多額の医療費がかかると同時に子どもを作れない体となり、結婚も諦めた。
世間が定義する人並みの幸せを。
二度目のあと、生きていて見える景色は絶望だけだった。
それでもたいていのことは時間が解決してくれると僕は知っている。
今では一見、健常な人と同じように生活できている。
そのように振る舞っている。
多額の医療費は皆さんの税金によって公費負担を受けられており、実際の医療費の自己負担は少なくて済んでいる。
しかし、一番の問題は病気ではなく、この自分自身の性格や人間性にあることも分かっている。
こんな自分が皆さんの血税で生かされており、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
人工と肛門
前の職場で直腸がんに患った人がいました。
その人は手術で人口肛門となる可能性があり、手術前に「人工肛門だけは絶対に嫌だ。医者になんとしても人口肛門だけは避けてほしいとお願いした」と話していました。
人工肛門になって命拾いするか、人工肛門にならずに死ぬかといった究極の選択だったようです。
結果、その人は人口肛門になりました。
手術前にあれだけ嫌がっていた人工肛門。
手術後に会った時に、なんて声をかけていいか分かりませんでした。
とりあえずお疲れ様でしたのような言葉を伝えると、
その人がこの歌を歌いました。
「これで~いいのだ~、これで~いいのだ~」
僕は「え?どうしたんですか?」と尋ねると、
「これで~いいのだ~、これで~いいのだ~ぼんぼんバカボンバカぼんぼん」と続け、
それ以上は何も語りませんでした。
人生にはどうにもならない出来事がたくさんあり、その困難に直面した時には「なんで・・・」と強く思います。それでも生きて行かなくてはならない。
今はその人と連絡をとることもなく、今もご健在なのか知る術もありませんが、時々思い出すことがあります。
元気でいて欲しいなー、と。
勝利と敗北
将棋の中学生棋士の藤井四段が18連勝したというニュース。
脚光を浴びて連日テレビで報道されていますが、中学生らしからぬ落ち着いた、そしてあか抜けない風貌に凛とした強さを感じます。
天才肌なんだろうな~、と。
テレビを見ると、「藤井四段、〇〇連勝なるか」という見出しをよく見かけるのですが、こうなると今度はいつ負けるのかといったことを考えます。
勝ち続けることと、いつか負けることは表裏一体。
ずっと勝ち続けることなどありません。
負けたら負けたで大きな話題になるのだろうなと思うと、それも気の毒。
僕のように敗北の人生を歩んでいる者からすると藤井四段のような人生とは縁がありませんが、若干14歳の少年が進む勝利のレースが環境に潰されることなくアカルイミライに繋がるといいな、と思います。
独男とアフターファイブ
仕事が終わりアパートへ帰って着替えました。
ここまではいつもと一緒。
腹筋と腕立ての筋トレを済まして、車で10分の向かった先は・・・。
マクドナルド。
ども、海外ではマクダーナルと発音する独男です。
マックチキンナゲット15Pが今日まで30%OFFで570円⇒380円のため、
ノコノコと行ってきました。
普段マクドナルドはほとんど食べませんが、マックチキンナゲットは好物。
今夜の僕のおまんま
帰ってきて、5個だけ食べてあとは冷凍。
今後弁当のおかずで持っていきます。
30代独男が仕事終わりにマクドナルドにナゲットだけ買いに行って、
少しずつ大事に大事に食べる 笑
滑稽なアフターファイブ。
では、海外ではipd(アイポッド)を「アイパッ」と発音する独男でした。
タッキーと白髪染め
タッキーこと滝沢秀明が白髪染めのCMに出ています。
ビゲン香りのヘアカラ~♬で御馴染みのメンズビゲンのCMに。
これちょっとショッキングでした・・・。
自分はタッキーと同年代。
ジャニーズでいえば、smapとかkinki kidsとかTOKIOが世代なのですが、
中でもタッキーといえば、美男子の代表格。
松嶋菜々子と共演した「魔女の条件」とかね。
宇多田ヒカルのFirst Loveが主題歌だったやつです。
そのタッキーが白髪染めのCMとは・・・・。
自分も白髪がちらほら顔を出してきました。
染めることはしませんが、そりゃ自分も年とるわけです・・・
芦田愛菜ちゃんも中学生になったそうで。
外見ばかり年齢を重ねて中身は伴わず。
このような日々を過ごして行けば、この先の人生も白髪染めに染まったように真っ黒。