独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

マンダリンオリエンタル・バンコクと旅行記①(2017)

リフレッシュ休暇をもらい3泊4日でタイのバンコクへ行ってきました。
今年度2回目のバンコクです。

 

nadeemsan.hatenablog.com

リフレッシュ休暇なだけに、今回は「良いホテルに泊まってプールでのんびりマッサージ三昧」が目的でした。

旅行会社の「てるみくらぶ」でマンダリンオリエンタルに泊まれる激安ツアーがあり、
それに申し込んでの一人旅です。



ちなみにマンダリンオリエンタルですが・・・

香港御三家のひとつで、世界中の主要都市に20を超えるホテルを展開し、すべてが超高級クラスのホテルです。

日本では東京日本橋マンダリンオリエンタル東京があります。
長者番付で有名なフォーブス・トラベルガイド2016で日本でたった3軒しかない最上級の5つ星を獲得しています(残り2軒はペニンシュラ東京とパレスホテル東京)。
ちなみに2015年まではマンダリンオリエンタル東京1軒のみでした。

シンガポールのマンダリンオリエンタルも、シンガポールではたった3軒しかないフォーブストラベルガイドの5つ星を獲得しています(残り2軒はカペラホテルとフラートン)。

フランス・パリでは9つある5つ星のうちの一つに入っています。

タイでは、2015年まではマンダリンオリエンタルバンコクのみが5つ星。
2016年に初めてペニンシュラバンコクが5つ星を獲得し、2軒となりました。

上記4都市以外にも、世界中の都市で5つ星に格付けされているホテルです。

その中でも、バンコクのマンダリンオリエンタルは東洋一と謳われた名門中の名門。
トリップアドバイザーでもタイのホテルランキング1位です。
別格。

そんなホテルにノコノコと泊まってきました。


長くなってすみません。

いつもどおり観光は一切していません。
したがって今回もタイ旅行を考えている方の参考になるようなことは一切ないですが、
こいつこんなふうに旅したんだ、というような目線で読んでいただけたらありがたいです。

 

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今回の飛行機は台北経由のチャイナエアライン
成田空港第二ターミナル使用。

09:30 成田発  12:40 台北
13:55 台北発  16:45 バンコク

夕方にはバンコクに到着できます。良いスケジュールです。
この時はまだ、この後に起こる悲劇を知りません。

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セキュリティー前は長蛇の列。平日なのになぜこんな混んでるんだろ。
中国の春節の影響?

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今日僕を「微笑みの国 タイ」へ送り届けてくれる・・・はずだった
チャイナエアライン

搭乗を終え、ゲートもクローズ。機内は超満員。
滑走路へ向けて動き出します。

・・・までは良かったのですが、その後停止。
ほどなくしてアナウンス「この飛行機は整備点検のため、しばらく停止いたします」

機内に缶詰状態で2時間経過、その後無事離陸。
はい、この時点で台北で乗り継ぎ便に間に合わないことが決定です・・・

でもこの2時間、誰一人騒いだり大声で文句を言う人はいませんでした。
さすが台湾人と日本人です。
どこかの国の方たちとは違います。

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初めて機内から富士山を見ました。
っていうか富士山であってますよね、これ。

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機内食はフィッシュを選んだらカレーでした。

そして台北到着。
時刻は15時。

ゲートで地上係員が待っており、「バンコク行きの人はこちら」と案内をしています。

しかし本当の地獄はここからスタートします。
トランスファーデスクへ向かい、カウンターでのやりとり。

係員「次のバンコク行きは23時発です。こちらが新しいチケットです。」
自分「はーーーーーーーーーーーーー?????23時?もっと早い便はないの?」
係員「ありません」
自分「23時に出発してバンコク到着は何時ですか?」
係員「2時です」
自分「ありえない。エバー航空かタイ航空は?」
係員「全部調べましたが、どれも同じ時間帯の出発です」
自分「いやいや、空港で8時間待ちなんてマジでありえないから」

そんな時、隣のカウンターで男性3人組が同じやりとりをしているため話しかけると、なんと隣の係員の姉ちゃんは20時発のタイ航空があると案内してくれているとのこと。

自分「なんだって??隣同士でずいぶん対応が違うじゃないか・・・」

僕の目の前のカウンターの係員ではらちがあかない。
3人組の男性に混ぜてもらい、自分もタイ航空への振り替えをオファーします。
ただし、タイ航空で席が用意出来るか確定するのが18:30とのこと。
18:30に再度ここに戻ってくるように言われ、250台湾ドル(800円くらい)のミールクーポンを渡されます。

自分「はーーーーーーーーーーー??なにこれ、冗談はやめて。こんなんじゃ時間
   つぶせない。チャイナのビジネスクラスラウンジのインビテーション下さい」
係員「ちょっと待っててください」

3分後にお姉さん再登場。
350ドル分のミールクーポン(ビジネスクラス客用と書かれている)を渡されます。

自分「はーーーーーーーーーーー??だからミールクーポンじゃなくて、ラウンジへの
   インビテーションだっつってんじゃん。。こんなんで5時間も待てるわけないだ
   ろ」
係員「申し訳ありません。ビジネスクラスラウンジはご利用いただけません」
自分「いやいや、機材トラブルで遅延したんだからそのくらい用意して」
係員「NO」

ということでチャイナエアラインラウンジへのインビテーションはGET出来ず。。。
我ながら情けない・・・。

しかしここで押し問答していてもらちがあかない。。。
印象悪くしてタイ航空への振り替えががなくなったりでもしたらそれこそ目も当てられないし。

ダイナースクラブカードやプライオリティパスで使えるラウンジがあるからまいいやと考え直し、パスポートを預けて第一ターミナルにある「THE MORE LOUNGE」へ向かいます。

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フードやドリンク類は素晴らしく充実しています。
人も少なく、中は広くて超素敵。
シャワールームもありました。

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こちらは焼き芋。スイートポテトですって、激うま。

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麺類はヌードルバーで作ってくれます。

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そしてこのMORE LOUNGEにはなんとハーゲンダッツがあり、食べ放題!
フレーバーもバニラからチョコ、ラムレーズン、ストロベリーと数種類あり!
最高。

ここで一つ問題。
今回のツアーは無料送迎付きです。
しかし自分はスマホは所有しておらず、ガラケーのみです。
スマホで色々やりとり、というわけにはいきません。
とりあえず今日の迎えは無理だろうと思っていましたが、ラウンジにあるパソコンからてるみくらぶへ英文でメールします(日本語は読めても書けず)。

そうすると、1時間も経たずにてるみくらぶから国際電話が!
成田でDELAYがあったこと、タイ航空に振り替えを依頼したことを告げるとその到着時刻に合わせるようにすでに現地に連絡してくれてあるとのこと。
てるみくらぶ、やるじゃないか!


こうして時間をつぶし、18:30にトランスファーカウンターへ戻ります。
さっきまでいたお姉さんとは違いましたが、無事にタイ航空の座席を押さえてくれており、20:10発のチケットを手に入れました。

タイ航空(TG)は第2ターミナル発着のため移動。
その後ダイナースで使えるプラザプレミアムラウンジへ行き、さらに時間をつぶします。

「本当だったら、今頃もうバンコクにいてマッサージしてるはずだったのに・・・」

そしてついに振り替えてもらったタイ航空の搭乗開始。
どうやらソウルから飛んできた飛行機で、台北経由のバンコク行きの便のようです。

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てかこの時点でとっくに出発時間過ぎてますけど・・・
結局ここでも40分以上DELAY。

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まさかここでTGに乗るだなんて夢にも思わず。

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機内食はポークを選択。
ラウンジで食い過ぎて、まったく腹が減っていません。

そして遅れて24時前にバンコク到着。
イミグレの混雑などもあり、到着階に出たのはさらに1時近くに・・・。

待ち合わせ場所を迷いましたが、色々な人に尋ねながらなんとかてるみくらぶの係員の人にも会え、送迎車でホテルへ向かいます。
いやー、送迎車って楽ちんですね。

「おれ今日1日何してたんだろ・・・」

たかがバンコクに行くのに、朝9:30に飛行機に乗って、到着したのが24時。
マンダリンオリエンタルに着いた時はすでに2時をまわっていました。

台北では疲れとイライラで思考回路はショート寸前(セーラームーン風)
泣きたくなるようなムーンライト(セーラームーン風)

本来であれば夕方にはバンコク到着して、ホテルのプール行って、その後疲れた体をほぐすためマッサージ行って・・・・って予定だったのに。
せっかく超いいホテルに泊まるのに、1泊無駄になったとイライラが止まりませんでした。

でも、バンコクに到着してそのイライラは捨てました。
タイにはイライラしに来たのではなく、癒されに来たのです。
旅先で思い通りにならない時、イラっとすることもありますが、ここは日本ではありません。旅先でのトラブルすら楽しむことが旅を前向きに面白くするコツだということは、自分の経験上分かっているはず!


南国の生温い空気に包まれるように、心のスイッチをOFFにしました。

1日目終了。