独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

チャン・リンとシャン

あー感動する。
どうしようもないくらいオリンピック感動する。


オリンピック好きな僕。


原選手・髙木選手・髙梨選手のメダル獲得に感動しすぎて、昨日から何度も泣いている。


原選手なんて、今までW杯の表彰台にも上ったことのない選手だそうだ。
それなのにこの舞台で決勝に1位で進出し、もしかしたらひょっとしてひょっとするかもと、最後まで我々ファンにも夢を見させてくれた。


でも一番感動したのは伊藤有希選手だよね。
髙梨選手のメダルが確定して、カメラの前を横切って真っ先に「おめでとう~」と駆け寄って行ったあの姿。
自分だってソチから4年間悔しい思いで頑張ってきて、それこそメダルが取れなくて悔しいはずなのに、ああやって仲間のことを祝福出来る人間性
金メダルよりもきれい。
自分は追い風の不運に泣いたのに、恨み言や言い訳を一切言わない。


髙梨沙羅選手はある時期から急にバッチリメイクをするようになって、急に少女から大人の女性っぽくなってびっくりしたけど、あのメイクには「スポーツ選手なのに」といった批判も少なからずあるよう。色気出してんじゃねーよ、みたいな。


これについて、
1日中スキーのことしか考えていなかった髙梨選手は、ある時からメイクをONとOFFを切り替えるスイッチにしたそうだ。
メイクで臨戦態勢に入る。
メイクをしない時はOFF。


でもそれが嘘かどうか涙を拭った時に画面に映った彼女の手を見て分かった。


スキージャンプ競技は手を使う競技ではない。
だから単純におしゃれしたいのであればネイルケアもするであろう。
これだけテレビに映る選手である。
オシャレを見せたいのなら、マニキュアをするはず。
でも彼女の画面に映った手はマニキュアのマの字もなく、何の手入れもしていない爪であった。

手を見ればすぐに分かる。


そして、昨日テレビ東京で元フィギュア選手の町田樹フィギュアスケート団体戦の解決をしていて、
「通常では午後~夜に競技を行っているのに、平昌オリンピックだけ競技開始時間が午前に設定されているのは、莫大な放映権料を払っているアメリカのプライムタイムに合わせたものと聞き、元選手としては到底受け入れられない」と批判したところ速攻女性アナウンサーに話を遮られていた。露骨なほどに。


昨日のジャンプ女子の競技スタート時間が21:50というのも、スキージャンプの人気のあるヨーロッパのプライムタイムに合わせたものだという。


代表選手たちが様々な夢を抱き闘っている中、クソはクソだと思った。


でもオリンピックも資金がなければ開催も出来ないわけで、そういった事情も分かる。



町田樹の解説は独特な表現で分かりやすく、選手愛に溢れていた。
かなり際どい解説をするので、テレビ局としてはドキドキなのかもしれないけど。
でもフジの実況アナウンサーより100倍良かった。
あのアナウンサー・・・。


日本の片田舎の片隅から、全代表選手の活躍を祈ろう。