GWの終りと黄砂に吹かれて
苦痛なGWが終わりました。
本当に、本当に辛かった。
晴天に恵まれたことから、全国各地どこもかしこも激込みだったのではないかと予想します。
予想しなくても、テレビでニュース番組が事実を伝えてくれていますが。
僕は5連休でしたが、あまりの空虚感から一度親父と晩御飯を食べに行ったのと、
甥っ子が1泊泊まりに来たこと以外は、何することもなくただぼーっと時が過ぎるのを待っていました。
苦痛というのは、
賑わいを増す世間とは逆に、連休といっても親父や家族以外の誰かと過ごす術のない自分自身の現状が鮮明となり、いつも以上の孤独を感じさせられるからです。
反吐が出そうになる。
サービス業などでGWとか関係なく働かれていた方には非常に失礼ですが、
世間が連休に入る時は孤独感に押しつぶされそうになります。
特に今年はそれがひどくて。
苦でしかない5日間でした。
自分の心を守るために、思考を停止していました。
胃が膨満して苦しくて、一人でいる時はろくに飯も食いませんでした。
観光地や店にお金をおとすこともなく、日本経済にも貢献しない。
クソです。
「黄砂に吹かれて」っていう工藤静香の曲がありましたね。
作詞は中島みゆき大先生だった記憶があります。
黄砂よ、なにもわざわざ中国から日本まで吹いてこなくてもいいじゃないか。
吹き飛ばすなら僕だけ吹き飛ばしてくれよ。
北朝鮮よ、ミサイル飛ばすなら僕が吹き飛ばされている時に狙っておくれ。
シンデレラと星の王子様
今日は小学校3年生の甥っ子が泊まりに来ています。
夕方実家に兄貴家族が遊びに来たので自分も行ったのですが、まだ泊まりにきたことのない3年生が泊まりに来ることになりました。
このアパートの部屋に、自分以外の誰かの気配があること。
それがかわいい子どもであること。
甥っ子の寝顔にこの先自分は手に入れることのない光景を切り取って客観的に見ると、強烈な虚しさに襲われます
これは非現実の世界であって、僕の日常ではない。
夢と一緒だ。
醒めない夢はない。
シンデレラも、24時には元の生活に戻る。
甥っ子がいることで、ほんの数時間だけでもシンデレラがお姫様気分を体験できるように僕もお父さん体験をさせてもらえる。
人並みの幸せを。
それなのに甥っ子の寝顔を見て安らぎではなく虚しさに襲われる僕はつくづく終わっている。
癒されるどころか、自分が決して手に入れることの出来ないものが目の前にあることが逆に孤独を際立たせ、虚しさとなる。
北斗の拳のケンシロウにも言われるだろう。
「お前はもう死んでいる」と。
BBQとSOS
昼にアパートの玄関を開けて外に出たところ、隣の民家の庭でBBQをやっているのが目に入りました。
一瞬で楽しそうな雰囲気が伝わってくる光景に、見てはいけないものを見てしまった気持ちとなり、思わずすぐに玄関のドアを閉めました。
どこも賑わっているGW。
テレビでも各地の行楽を盛んに伝えています。
楽しそうに家族・恋人・友人と連休を過ごす人たちと比例し、独りで過ごすしかない自分の時間が苦しくて、1日中部屋に引きこもっています。
あまりにも寂しくて1日目は実家に行き親父と夕食を食べましたが、それも毎日は出来ません。いい歳した男が実家しか行くところがないというのも惨めなものです。
でも、一人で出かけて、楽しそうな時間を過ごしている人たちを見るのは心がズタズタになります。
BBQ。
楽しそうでした。
良い匂いでした。
僕はその光景から隠れるように、一人納豆ご飯を食べました。
感謝とブログ開始1年
このブログを始めたのがちょうど1年前の5月4日でした。
きっかけは、
あまりにも何もない日常に、自分の思ったことを吐き出す場所が欲しいと思ったことからです。
日常のちょっとした出来事を話したり、共感したりできる相手がいないこと。
たとえば、
今日は良い天気だねとか、どこのガソリンスタンドが安いとか、これを食べたら美味しかったとか。
何気ない会話を交わす相手のいない僕は、ブログに孤独のはけ口を見出そうとしました。
1年前のGWも、今と同様で何も予定のない連休を送っていました。
電化製品音痴の僕は、試行錯誤しながらなんとかこのブログを作ったことを覚えています。
この1年で、父親以外の誰かと一緒にご飯を食べに行ったり、遊びに行ったりすることはただの一度もありませんでした。
1年間の交際費はゼロです。
自分自身でこの道を選んでいるとはいえ、自分は誰からも必要とされていないという現実に毎日押し潰されそうになります。
それでも、こんな愚痴ばかりのクソブログに対し、温かいコメントを下さる方たちがいて、そういう方たち、ブログを読んで下さる方たちがいたからこそ1年間続けてこられました。
そして、1か月前までは1年を区切りとしてブログは止めようと思っていました。
でも最近思い直し、もう少しだけ続けてみようと思っています。
後ろ向きな内容ばかりで、せっかく読んでくださった方を不快にさせることも多いと思います。
ただ、これが三十代独男、友達もいない、彼女もいない、ぼっち男の現実であり、日々考えていることです。
友達や頼れる人がいないのは、この最悪な性格によるものと自覚もしています。
こんな自分で申し訳ありません。
それでも、お時間のある時にはまた立ち寄っていただけるとありがたいです。
Xデーと宇宙で最も暗いGW前
今日は会社で上司2人との面接がありました。
自分がずっと危惧していたXデー。
結論から言うと、大丈夫でした。
今日の面接では会社に隠している自分の病気について何か言われることはありませんでした。
何度もブログには書いていますが、
自分はある病気を患っており、そのことを会社には一切言っていません。
治療には多額の医療費がかかっており、公費負担を受けていることから、会社の健康保険の担当部署にはそのことを届け出る必要があり、申告しています。
そして、今日面接を受けた上司のうちの一人は、4月に異動してくる前はその健康保険担当部署のTOPだった人でした。
業務上、僕の「秘密」を知っている可能性があったのです。
とはいえ、業務上知り得た個人情報ですから、知っていたとしても口にだしてしまうと色々問題となります。まして面接はその上司との1対1ではなく、職場の№1、№2との三者面談。
個人情報の漏洩ともなりかねない。
それは分かっていましたが、社員の健康管理も管理職の重要な仕事の一つですから、知っていた場合、面接で何か言われるんじゃないかと僕は不安で仕方ありませんでした。
今日のところは心配は免れましたが、
本当は何もしらないのか
もしくは知っていても今日は言わなかったのか
こればかりは自分には確かめる術はありません。
安堵していいのか、Xデーが先延ばしになっただけなのかは分からない。
でも、もし病気のことを知っていたのだとしたら、そのことを今日の面接で言われたら、今年度いっぱいでの退職を伝えようと思っていました。
どうしても会社には隠したいことだからです。
ということで、首の皮一枚繋がりました。
仕事を無くしたら治療費も払っていけないし、ご飯も食べていけない。
そして、今の自分の社会との唯一の接点も失う。
この年齢で正規の仕事を探すのが大変なことは、目に見えていることです。
明日からGWで5連休。
普通の人であれば、出かける予定やら用事があってウキウキスキップでもしながらの帰り道でしょう。
しかし、自分にとってはいつも以上に足取りの重い帰り道でした。
朝と夜
もう5月。
春は終わり、初夏を迎えようとしている。
春と夏は大嫌いな季節。あと年末年始。
陽気な季節に活動的になる世間と比例して、自分の闇がより鮮明になるから。
陽が延びて、夜は19時頃まで明るいし、朝は5時前には明るくなる。
夜の暗い時間が圧倒的に短くなっている。
自分の心の闇は、明るい昼間よりも暗い夜のほうが過ごしやすい。
それなのに夜が短い。
朝は5時前から明るくて目が覚め、もうその先は眠れない。早朝覚醒。
安物の遮光カーテンだからだろうか。
光りを遮ってくれない。
起きていても余計なことを考えてしまうので、早く寝ようと思うと、さらに夜を過ごす時間が短くなって。
なんだろこれ。
明けない夜はないことは知っている。
でもね。
夜よ負けるな
朝に負けるな
何も答えが出てないじゃないか。