独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

パラレルとパラソル

まだ5月だというのに異常な暑さ。


僕は夏が嫌い。
大嫌い。


夜間何回も目が覚める。
そうすると気づく。
すでに朝は4時には明るい。
起床時間までぐっすり寝たっていう記憶がもう何年もない。


僕の人間性が暗いので、出来れば夜は長ければ長いだけいい。
暗闇が長い方が安心する。


明るい時間が長いと息苦しく感じる。


昼間の厳しい日差しを避けるために、男性にも日傘が広まってきているというニュースを見た。


いいな、僕も買ってみようかな。
でも都会ならまだしも、田舎じゃ異質で浮くだけか。。。


いつだって日陰が心地よい。
光のない世界に行きたい。


今にも泣き出しそうな空だ。









ふきと苦虫

最近加藤晴彦をテレビで見かけないなぁと、どうでもいいことしか考えることのない者です、ども。


今日買い物に行くと、ふきが130円で売られていました。
春の山菜。
煮物でもしてみようかと、初めて買ってみました。

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知らなかったのですが、ふきは下茹でした後に皮を剥かなくてはならないのですね。
その作業に2~30分かかりました・・・。
このめんどくささ・・・。


鳥のむね肉とさつまあげと一緒に煮ました。

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鍋一杯に作れたので、数日間は弁当のおかずや夕食に食べようかと思います。


春どころか真夏の暑さだった今日、
ふきを煮るくらいしかやることがありませんでした。

クロックスとコリアサンダル

いつもの土曜日。


何もすることがなく、プールへ泳ぎに行った。
泳ぎ終わって更衣室を出ると、下駄箱に入れておいたクロックスが無くなっていた。


またか・・・


間違って履かれていってしまったのか、意図的なのかは分からないがこれで2回目。
たしか1年前にも同様のことがあり、まだ買って1年くらい。

受付の人に声をかけ事情を説明し、家まで履いて帰るものを何かお貸り出来ないかと尋ねると、申し訳なさそうに「これしかないんですけど・・・」とよく見る茶色のスリッパを貸してくれた。

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外をスリッパで歩く機会もないのでけっこう斬新。


普段近所のスーパーに行く時などはこのクロックスを履いていたので、今後どうしようと考えていると、3月に行った韓国で300円で買ったサンダルを思い出した。


このサンダル。

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こういうのをシャワーサンダルって呼ぶと思うんですけど、
日本でも数年前にナイキのが流行ったけど、
タイに行った時にはタイ人が、韓国に行った時には韓国人がけっこう履いてて。


アディダスとかのやつだと履き心地はいいけどけっこう値段がする。
でもこの300円で韓国で買ったやつは、そこそこクッションも効いてて300円なら全然OKなクオリティ。
やや重いけど。

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せっかく買ったので、今後はこれを使うことにした。


クロックス。
履き間違えなのか持って行かれたのか分からないけど、
どうせ持っていくなら僕のこの沈み込んだ毎日も一緒に連れ去ってくれたらよかったのに。

アスティパレアとザキントス

独男、アスティパレア島行くってよ!


を止めました。


今年の夏は貯めたANAのマイルで8月3日~12日までウィーンIN、イスタンブールOUTで航空券を発券済みです。


目的地はウィーンではなく、ウィーンから先はまた自分で航空券を手配して移動するのですが、その目的地を3つの中で迷ってました。


コーカサスジョージアアルメニアアゼルバイジャン
ザキントス島+アスティパレア島(ギリシャ
③トルコ


で、結局・・・


②に決めてホテルも予約してました(キャンセル可のプラン)。


ザキントス島
このシップレックビーチに行ってみたかった。
ポルコのビーチ
マジでやばくないですかこの海の色。

ほんとやばくないですか、このプールみたいな海。
(画像は共にネットから拝借しています)


ザキントス島はけっこう大きい島で、島内移動にはレンタカーやレンタルバイクが必須とのことで、この前運転免許の更新時に国際免許証も申請してきました。
東南アジアと違い、ヨーロッパでは国際免許証なしではバイクレンタルは拒否されるとネットで見たので。


そしてふと目にしたこの島の写真。
スカイエクスプレスに乗ってアスティパレア島へ!
おお。。。
「写真 アスティパレア」の画像検索結果
おおお・・・。
関連画像
なんだこれ?
めちゃくちゃステキ。
城とその城下に続く白い家がかっこよすぎる。


調べると、ギリシャのアスティパレア島。
ドデカニサ諸島の一つだそうですが、なんとエーゲ海屈指の美しい島と言われているのにもかかわらず、そのアクセスの悪さから観光客が少ないらしい。
ギリシャといえば日本人にはサントリーニ島やミコノス島が有名ですが、ちょっとこの白壁の街並みがサントリーニっぽいですよね。


サントリーニは青と白の一生に一度は行きたいと言われている有名な島。
世界で一番きれいな夕日があると言われている島。
「写真 サントリーニ」の画像検索結果
僕はそういうのはあまり興味がないので、観光客で溢れかえるサントリーニよりもこのアスティパレア島の方に惹かれていました。


夏のギリシャの島はヨーロッパからのバカンス客で溢れ、ハイシーズンのリゾートは物価も高く男一人で行くようなところではありません。
でもアスティパレア島なら男一人でも行っても大丈夫そうじゃない?ということで調べると、行った人は皆大絶賛している。


まぁ一人で夏のギリシャの島へいく男なんていないけどね 笑


というわけで決めてました。
P-2500 1975.JPG
*写真は全てネットからお借りしています

アスティパレア島に行ってこの景色見るわ。
で、ザキントス島にも行って、海で泳ぐわ。


って。


アスティパレア島では、この景色がホテルの部屋から見られる1泊15000円の素敵ホテルも3泊予約してました。
関連画像


でもホテルもキャンセルしました。


ギリシャの島々で走るためバイクの国際免許まで取ったけど、やめました。


とてもじゃないけど、一人でエーゲ海とかイオニア海行って過ごす心理状態じゃない。


ヨーロッパの超ハイシーズンでヨーロッパ中から人がバカンスのためギリシャに訪れる8月。こんなところまで行って、自分の孤独と向き合いたくない。


夢と興味とリラクゼーションに満ち溢れた僕の海への憧れは
今日ビニール袋に入れて燃える日のゴミ置き場に置いてきました。


そもそも僕は明るい太陽の下よりも、暗闇を好みます。
履き違えて明るい太陽に手を出すからこんなことになるんですよね。


マイルで取ったチケット自体はキャンセルしていません。
まだ2か月あるので、もう少し時間に猶予があります。

クリニーニングと背広

僕はスーツを1着しか持っていません。


正確にいえば、礼服も含めたら2着です。


その1着しかないスーツも、もう15年くらい前のもの。


スーツを着る仕事はしたことがないため着る機会がほぼなく、お祝い事の時くらいです。
冠婚も最近はないため、年に1回着るかどうか。


でも一昨日に仕事でたまたま着る機会があり、その際もう何年もクリーニングに出してないなと思いました。
いつもファブリーズで。
一着しかないスーツなので、虫に食われたりカビが生えたりして着られなくなったら困ります。


なのでクリーニングに出しに行くことにしました。


今日仕事で外に出た際に、チェーン展開しているホワイト急便に行ってみたら、
なんとその店舗が木曜定休という偶然。


次にたまたまスーパーの中に入っているクリニーニング屋さんを見つけたので入ってみると、今度はたまたま木曜20%引きという張り紙が貼ってあったので迷わずお願いしました。


20%引きでスーツ上下で760円でした。
値段の相場が分からないのですが、思ったより安かったです。


店員の女性がとても気さくで良い人で、やりとりでなんか癒されました。


クリニーニングに出すのは7~8年ぶりのような気がしますが、
人の心もこうやってクリーニングに出して洗ってもらって、きれいにしてもらえたらいいのにな、
そんなことを思いました。

片栗と呼吸

また鍋いっぱいにカレーを作りました。


いつ作ってもカレーが不味いのですが、
今回は材料費はかかるものの冷凍シーフードミックス(298円、イカ・エビ・あさり等)も使用。

豪華。


ルーは安定の「バーモントカレー中辛」です。

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でもいつもなんですけど、水を多く入れてしまい全然トロミがつかずスープカレー並みにサラサラなカレーになってしまったので、間違っているとは思いつつ片栗粉を投入。


そうすると見事にトロミがついて良い感じに。

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これで今日から3~4日間カレー生活開始。
鍋いっぱいに作っても一人で食べるしかないですからね。


まぁ冷蔵庫入れて毎日火を通せばまだ腐らないでしょ。
これからもっと暑くなったら大量に作っても腐らせちゃうだけなので、暑い季節はレトルトにしようと思います。


安いレトルトカレーだと78円とかで売ってるので、作る手間と材料費考えたらその方が安上がりですよね。


最近は食べたいものも行きたい場所も何もないや。
ただ呼吸だけしているって状態。

悪あがきと折り合い

 

最近人気の豪華客船クルーズの旅。


で、今週の日曜14時の「ザ・ノンフィクション」。


お見合いパーティーの婚活をクルーズで5日間かけて行うという企画。


驚いたのは費用は男性持ちということ。
女性はタダ。
ただし、誰でも参加出来るわけではなく、婚活会社による事前のオーディションを突破し認められた女性のみ。


男性はモザイクかかってる人もいたけど、女性はテレビ取材も入るから顔出しOKの人も今回条件だったのかなとは思う。


前にも似たようなこと書いたことあるけど、
結婚したいのは男も女も一緒。
ならば参加費は男女平等であるべきでは?
同じ土俵でしょ。


こういうところでばっか男性が負担するというのはなんだかなぁ。


で、主人公は38歳のバツイチシングルマザーの女性でした。


その女性はパートナーの条件として2つ挙げていました。
①娘のことを第一に考えて大切にしてくれる人
②家業の農業を一緒にやてくれる人


途中婚活会社の社員との面談で彼女は次のように言われていました。


「若い頃のように燃え上がるようなパッションで好き好きという感情が欲しいのか、それとも、それほどの気持ちじゃなくても日々のささやかなことを共有できるような人でいいのか」


その問いに対し、彼女は年齢的にも後者でいいと話していました。


そして番組のラストシーン。
2人の男性から告白され、それを断り号泣している姿がありました。


涙の理由を尋ねられ彼女は次のように答えていました。


「結局私が好きにならなければ付き合えないし娘の父親にもなってもらえない」と。


とても38歳には見えないきれいな女性だったのだけれど、
結局のところそういうことだ。


婚活会社の社員から婚活に対する覚悟の2択を聞かれた時に②と答えていたけれど、
①なんだよね。


ちょうど年齢的にも過渡期であって、最後の悪あがきをするときなんだと思う。
自分が同年代だからなんとなく分かる。


自分のことを好きになってくれる人を好きになれたらいいのにね。


それは人類で最も難しい問題の一つかもしれないけれど。


みんなどこでどうやって折り合いをつけているのだろう。
それは諦めなのか。


主人公とほぼ同年齢ということもあって、非常に後味の悪い回でした。


YOU TUBE今見たら消されちゃってました。
一昨日はUPされてたんだけど。