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独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

叔父とアメリカからの電話

朝一番で親父から電話があり、85歳の叔母が買い物に連れて行ってくれと言っているため、お願いできないかとのこと。

親父は抗がん剤治療の副作用で体調がすぐれないため承諾し、叔母の家に向かいました。

日曜の午前のスーパーは激込み。
特に肉も野菜も魚の惣菜も安いスーパーで、前に進むのもやっと。

買い物を済ませ叔母宅に帰りお茶をもらって一服していると、電話が鳴りました。
叔母は難聴で補聴器をつけており、電話は特に聞こえにくいようで、代わりに出てくれと頼まれました。

電話は女性の声で「~さん(叔父)いますか」と聞かれました。

叔父は6月に他界したばかりです。

そのことを知らないのでしょう。叔母に伝え、叔母が電話にでて
叔父が亡くなったことなどを話していました。

聞けば、叔父の同級生で、60年前にアメリカ人男性と結婚し今はアメリカ在住で
娘は事業に成功し、アメリカでいくつも会社を経営している富豪とのこと。
小学校の時から約80年近く連絡を取り合っていたそう。

アメリカからの電話。

驚くほどしっかり聴こえ、国内からかけているのと何ら遜色ありません。
今の時代、国際電話でも通話品質は素晴らしいですね。

そして、小学校の同級生。
80年もの付き合い。
海を越えて、時間も超えて繋がる。

気難しい叔父でしたが、80年も付き合いを続けられる友人がいて、
85歳になっても「元気かな?」と国際電話をかけてきてくれる。

残念ながら叔父は亡くなってしまいましたが、
友達がたくさんいて、慕われていたのだなと生前を偲びます。

今年に入ってから交際費ゼロ、携帯の毎月の1000円分の無料通話が使い切らない
自分と比較し、ちょっと切なくなりました。