独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

クロとクス

今日も何もすることがないので、プールへ泳ぎに行った。


お盆ということもあってか、夏休み中のいつもの週末なのにもかかわらずプールは閑散としており、人もまばらだった。


いつもと違うのは客が少ないということと、いつも同じ時間帯に重なることが多いジジイが新しい水着に新調していたことくらいだ。


このじいさん、僕よりも泳ぐの早いし。


シャワーを浴びて着替えて帰ろうとすると、靴置き場に置いておいたクロックスが無くなっていた。


あ・・・


そういうことか・・・・
誰か持っていったか。
もしくはどこにでもあるクロックスなので、似たようなものを履いてた人が間違えたか。


でも、誰のものか分からないサンダルなんて誰も持っていかないよね。
だって足だよ、足。


もう10年くらい履いているものなので、これが寿命だったと思うことにしよう。



ちょっと出かける時とかに履くサンダル他に持ってないから新しいの買わなくちゃ。

追憶と輪郭

海難事故のニュースがやっていた。


30代の男性とその息子が再婚予定相手となる女性の息子と3人で海に入っていたところ沖へ流され、それを救助に向かった40代の男性も流され4人とも遺体で見つかったとのこと。


バツイチ子持ち同志で、もう間もなく入籍予定だったそうです。


目の前で流される3人を見て何も出来なかった母親の女性。

そして果敢に救助に向かった40代の男性の勇気。


幸せの真っ只中にいたはずであろうカップルは、一夜にして女性ただ一人になってしまった。


どうしてそんな幸せな人たちが不幸にならなければならないのか。


生きていても誰の何の役にも立たない、ただ空気を吸っているだけの自分が代わりに死ねばよかったのにと、ただただそう思わずにはいられない。






お盆と世間

明日からお盆休みのところが多いと思います。


もちろん飲食や販売をはじめとした接客業を仕事とするの人たちには関係ないことですが、どこもかしこも道すらも混みあって、世間は賑わう。


僕の大嫌いな数日間。


GW、お盆、正月とテレビでも頻繁に渋滞情報や観光地の話題を流すので、嫌でも目に入ってきます。



幸いなことに自分の勤める職場はお盆休みとか関係ないので、お盆もカレンダー通りに仕事に行きます。


良かった、お盆が仕事で。


仕事なら、お盆休みでもどこにも出かける場所もない、誰とも会う約束もない「ひたすら孤独な自分という存在」から少しだけ逃げることが出来る。



でも、母のお墓参りには行ってこよう。

微笑みと爆弾

両親ともに癌。
父は現在闘病中、母はすでに亡くなっています。

おそらく高確率で自分も癌に罹患するだろうと思い、がん保険には入っています。


兄弟ともに子だくさん。
姉は3人、兄は4人。

でもこういうところは似ないのですね。


癌で苦しむのは嫌なのでそういうところは似たくないけど、きっと似るでしょう。
逆に普通の家庭や世間の定義する幸せを持っている兄弟には似なかった。

僕だけ異質。

自分で家族を持てない僕は、将来必ず訪れる困難の際に兄弟や甥・姪の世話になることだけはしてはならないと思っています。

自分のけつは自分でいつまでも拭く。
もちろんウォシュレットも使用しながら。



それが世間の幸せからはみ出した自分が出来る、せめてもの贖罪だと思うのです。


メチャメチャひとりぼっちの人にあげる
唇の裏側に隠してある
ホ・ホ・エ・ミ・ノ・バ・ク・ダ・ン!

 

 

健康診断とヘルシーフード

 

今日は職場の健康診断に行ってきました。


健康診断といっても大量の人を捌くため、流れ作業的に次から次へと検査を受けてものの15分ほどで終了。


料金は全額会社が負担してくれるので仕方ないのかもしれませんが、結果は全て上の人に報告され、何か異常があった場合は要再検査となり、その結果までずっと追われます。


自分の病気のことを職場に伝えていない自分にとって、年に1回の健康診断でも何か異常があってそれをきっかけに会社に病気のことを知られないか常に不安があります。



今日の晩飯。
納豆ご飯、サラダ、茄子の煮びたし、茄子の漬物、もやしナムル、冷奴

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まぁヘルシーですわな。。。。
でも、こういうもの食ってても病気になる時はなるし、肉とかジャンクフードばかり食ってても病気にならない人はならないし。



それだったら一度きりの人生、なるべく好きなものを食べたほうがいいですね。

鋼と錬金術師

チェコプラハへ行った時、プラハ城の中に錬金術師を住まわせ研究させていたという展示エリアがありました。


中世=城=錬金術


なんてロマンチック。
プラハの街並みはほんときれいだし。


城主は何を錬金術師に創らせたかったのでしょうか。
金?不老不死の薬?
もう権力は十分に持っていたはずです。


もし僕が錬金術師なら。


もうちょっと給料が高かったらいいけど、お金よりも、
自分のことを必要としてくれ一生側にいてくれる人造人間を造りたい。