ダゴスティノとハンブリン
リオデジャネイロオリンピックも佳境を迎えていますね。
女子のバドミントンや卓球、バスケットボールなど、日本ではメジャーではない競技
での活躍が目立ち注目されて大きく報道されている一方、女子バレーはあまり大きく報道されずにひっそりと敗退しましたね。
私はバレーボールは好きなのでよく見ますが、実力通りの負けですよ。
本当に弱い。
まずはジャニーズとサヨナラし、
ゼロからやり直さないと本当にマズイんじゃないでしょうか・・・。
真鍋監督が辞任し、次監督は中田久美が有力と今日YAHOOニュースで見ましたが、いくら監督を変えても無駄だと思う。
身長が低くても守備の良い選手を入れるよりも、世界相手に強打で蹴散らかすような185~190cm以上のアタッカーを見つけてきて育てないと・・・。
これだけ他の競技が頑張って成績を残しているのだから、報道されなくて当然って感じます。
そんな中、涙腺崩壊するほど泣く、感動の場面がありました。
陸上女子5000m予選。
https://www.youtube.com/watch?v=nqOhqzUic2Q
ニュージーランドのダゴスティノ選手とアメリカのハンブリン選手。
「両選手は約3000メートルを走った時点で、ダゴスティノ選手の足が前を走っていたハンブリン選手の足に触れ、2人とも転倒。ダゴスティノ選手が先に立ちあがったが、ハンブリン選手は体を地面に強く打ちつけた様子で、しばらく起き上がることが出来なかった。
ダゴスティノ選手はそのまま1人で走り続けることなく、泣いているようにも見えたハンブリン選手の脇を抱えて助け起こす。
2人はレースを続けたが、今度はダゴスティノ選手が足首を負傷していることが分かり、今度はハンブリン選手が立ち止まって励ます。
ダゴスティノ選手はかなり足を負傷したようで、それでも足を引きながら最下位でゴールイン。先にゴールし待っていたハンブリン選手と涙ながらの抱擁を交わした後、車椅子でトラックを後にした。」
なんて素敵な思いやり。
自分のことだけ、勝負のことだけ考えれば、相手を助けずに競技を再開できたと思うんです。
この日のために、お互い血のにじむような努力を重ねてきたはず。
それでも、お互い相手を責めず逆に思いやる。
そして、この2人にはこの後意外なドラマが待っていました。
この2人の助け合いこそ、「オリンピックの精神」と評し、大会側は2人の決勝進出を決めたそうです。
この救済措置を決定した大会運営側も素晴らしいですね。
相手を思いやる。
困った人がいたら手を差しのべる。
小さい頃に教わったことです。
大人になると、利害関係ばかりで・・・。
この2人のような人が本当の勝者だと思います。
勝負には負けても、人としては勝ったのです。
まさにスポーツマンシップですね。
感動してタオル1枚濡らしました。。。
オリンピックはノンフィクション。
素晴らしい感動をありがとうと、テレビの向こうに囁きました。