独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

おっさんと涙

 

一昨日から3回以上見ているドラマ「世紀末の詩」の第4話
20年前放送されていた当時も見ていたため記憶にありました。


30代もとっくに過ぎたおっさんは涙腺崩壊しましたよ。
泣きはらしました。
ここ最近では記憶にないほど泣きました。
おっさんの涙。


昨日はこのドラマの第2話のことを書きましたが、この第4話は超泣けます。


これ以上の説明はやめときます。


週末に時間のある方。
久しぶりに泣いてみたい方。


時間があればご覧ください。


互いに思い、無償の愛とはこういうことをいうのでしょうか。
この人と一緒にいたいっていう思い。


でもそれが目の前から無くなった時に、人は生きていけるのだろうか。


1億円の小切手よりも大切なものがある。
そう教えてくれているようです。

パンドラと箱

 

自分が高校生くらいの頃、野島伸司脚本で「世紀末の詩」というドラマがありました。



1話完結型のドラマだったのですが、強く印象に残っている回がありまして。



中年男性と若くてキレイな目の見えない女性のお話し。
男性を斉藤洋介が演じ、盲目の女性を遠山景織子が演じていました。


あらすじ


冴えない日々を送る中年男(コオロギ)と、美人だけれど目の見えない女性。
ふとしたことから知り合った二人は互いに惹かれ交際を始めます。


古いアパートで幸せに暮らす二人。
ある時手術をすれば彼女の視力が回復すると男は知ります。
ただし、多額の手術代がかかる。


女性はこのままでいいと言いますが、
男はどうしても目が見えるようにしてあげたいと思います。


そして学生時代にパントマイムをやっていた男は、その経験を活かしバイトで大道芸を始めました。
彼女の目の手術費用を作ろうとしたのです。


そして、無事に手術は成功。
男は大喜びで彼女の元へ。


目が見えるようになった女性は男にこう言います。


「あなたがコオロギさん?想像していた顔と少しちがった」


彼女は男と住んでたアパートへ一緒に戻るのですが・・・


見えるようになった世界は、あまりにも想像と違っていたようです。


中年男の姿に安いボロアパート。


目の手術をしてくれたイケメン医師からあの男性とはどういう関係ですか?と聞かれ、
彼女はこう言います。


「福祉のボランティアの方です」


書置きを残して、彼女はこっそり家を出ました。
そしてその医師と婚約してしまいます。



しかし男は彼女を責めません。
夢を見たと思って諦めますと。
仕方ないと。


何事もなかったかのように、男は大道芸をまた始めます。
雨の中、ピエロの格好で古時計のパントマイムを。






手術をしなければ、中年男性は一生女性の側にいられたことでしょう。


彼は、開けてはいけないパンドラの箱を開けてしまった。


手術なんてやめておけばよかった。
余計なものが見えるようになったから。
欲と名の付くほとんど全てのものが目に見えるもの。
彼女はそれを見ずに済んでいた。


愛する彼女の目が見えるようになってほしい。
自分と同じ景色が見せたい。


でもそれと引き換えに愛を失った。


人間は見てはいけないものがある。




こんな物語でした。



見た後、後味の悪さしか残らない回でした。



僕もパンドラの箱を開けた経験があります。
結果は興梠さんと同じでした。
そこには絶望しかありませんでした。



 

道化師と無重力

今日は自分の担当業務に関連することでミスがありました。



直接僕がやってしまったのではなく、他の人が起こしたミスです。


自分的にはかなり重大なことなのですが、その人にとってみればそうでもないことらしく、かなり明るい感じで「すみませ~ん」というノリで報告をされました。


相当な違和感を感じました。
結局しわ寄せは僕のところへやってきます。


自分の直接起こしたミスではないものの一応直属の上司に状況報告をしていると、その当事者がやってきて、僕が報告している姿を見られてしまいました。


余計なことしやがってとか、大袈裟に騒ぎ立てやがってと思われたでしょうか。


だから「さらに上の人へは〇〇さんから一応報告しておいてください」とお願いして帰ってきました。




職場でも他の人と一線を引いて接しています。
周囲は僕ほど事の重大さを感じていません。


それならそれでいい。
一人でバカみたいに責任感じてもしょうがないじゃないか。


正義感は時に自分の足を引っ張る。
余計な正義感は引き出しの奥にそっとしまっておけばいいのだ。


それでいいと決心したのだ。


サウジとラッスンゴレライ


世界で最も入国が厳しい国はどこだか知っていますか?


 


その名は「サウジアラビア」です。



数日前のYAHOOトップニュースに衝撃的な記事を見つけました。



その名は「サウジアラビアが観光ビザ発給開始を決定か」。





かなり驚きました。


えっ?サウジが観光ビザ発給開始??


知らない方のために少しだけ解説を。
興味ない方にはなんのこっちゃら、という内容です。


サウジアラビアのメッカにはイスラム教の最高聖地であるカーバ神殿があります。
空港のPRAYER ROOMなどでもよく見かける➡(矢印)はこのメッカがある方角を指しており、世界中のイスラム教徒は、この神殿に向かってお祈りをしているのです

これ白っぽいつぶつぶ、みんな人。巡礼者です。


このカーバ神殿に巡礼することはイスラム教徒の一生の夢であり、カーバ神殿を擁するメッカにはイスラム教徒以外は立ち入ることすら許されていません。


また、サウジには同じイスラム教第二聖地であるメディナもあり、やはりメディナへも異教徒は立ち入ることは許されていません。


サウジアラビアは世界第一位の石油産出国。


それゆえに、オイルマネーで潤っているサウジは
「他教徒が入ってきてイスラム教の戒律が汚されるくらいなら、観光収入はいらない」として、観光目的でのビザ発行をかなり制限しており、通常では自由旅行は許されてません。

つまり、誰もが知っている超有名な国でありながら、気軽に旅行など出来ない国なのです。


そのサウジアラビアが石油依存の経済から脱却しようとして、観光ビザを発給し観光客を受け入れようとしているようなのです。


僕がバックパッカーをしていた10年前も、サウジには観光で自由にはいることが出来ないといった理由から、アラビア半島を陸路で移動するのはほぼ不可能でした。


しかし僕は、サウジアラビアに行ったことがあります。
これ、超自慢です。


バックパッカーだった当時。
通常は観光ビザを発給していないサウジアラビアが、イエメンからヨルダンに陸路で抜ける際にトランジットビザを発給していたことがあったのです。

条件はたしか、
①ヨルダンビザを持っていること
②イエメンのサウジアラビア大使館でトランジットビザを発行すること
③滞在(トランジット)制限は1週間
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当時エジプトで会った旅行者からこの情報を聞き、僕はどうしてもイエメンからサウジアラビアを抜けてヨルダンへ抜けるルートを行ってみたくて、エジプトでヨルダンビザを取得し、エジプトからイエメンへ飛びました。


イエメンの首都サナアにあるサウジ大使館にてトランジットビザを取得するわけですが、状況は非常に流動的で、いつ発行が停止されてもおかしくない、外交官の気分次第で発行してくれたり門前払いされることもあると聞いていました。


実際ビザを手に入れるのは非常に苦労し、
何度も何度も何度も大使館に足を運んで、やっとの思いでトランジットビザをGET出来た記憶があります。


その後実際にサウジアラビアに行き、紅海沿いのジェッダという大きな町に滞在しましたが、そこは出稼ぎ労働者も多い多国籍な街で、イメージとしては中東の大都会。
行ったことないですが、UAEとかカタールオマーンなどもこんな感じなのかと思いました。


途中で検問があるためメッカの方面に近寄ることなど出来ないのですが、
イエメンからサウジへ向かうバスでは巡礼服を着た人たちと一緒になり、無宗教である自分でも彼らを見て感慨深くなりました。


当時このイエメンからトランジットビザでサウジを通ってヨルダンへ抜けるルートは多くの旅人が試していて、ビザをGET出来た人もいれば出来なかった人たちもおり自分は本当にラッキーだったと思っています。


サウジアラビアのビザは顔写真入りのビザで、それが貼られているパスポートは僕の宝物です。


サウジに行ったことがあるという自慢。
中東好きの自分としては、ちょっと嬉しくもあり、ちょっと残念でもあり、そんな気持ちになったニュースでした。

泥棒とたんす

仕事から帰ってくると、アパートの僕の下の部屋の明かりがついていた。



いつもは僕の方が帰りが早いことが多い。



この下に住むお姉ちゃん、ちょくちょくブログで書いていますが変わっています。

 

nadeemsan.hatenablog.com

 




言葉は交わしたことはありませんが、帰ってきて外は真っ暗の中、夜でもカーテンを閉めていません。
部屋の明かりは外に漏れ、中は丸見えです。
しかも1階。


たとえ覗こうという意思がなくても、自然と見えてしまいます。


いくら田舎とはいえどうなのでしょうか。。。
防犯意識などないのかと思ってしまいます。



昼間はトイレとか台所の小窓も開けっ放しですし。



僕の駐車場の目の前がお姉ちゃんの部屋なのですが、中の様子は丸見え。



一階ですよ、一階。
つくづく変わっているなぁと思います。


そのお姉ちゃんは自分と同じく土日休みっぽいのですが、いつも土日は午前中にはどこかに出かけていきます。そのまま夜まで出かけていることもしばしば。
もしくは彼氏が来ます。


でもそのお姉ちゃんからすれば、
「上に住んでいる独男は休みの日にもどこにも出かけず、逆に誰かが訪れて来ることもなく不気味。気持ち悪い」とでも思われているかもしれません。



いや、きっとそう思われてることでしょう。



まぁ僕のところなんて泥棒ですら近寄らないだろう。


思う存分たんす預金しよう。

リベルタンゴとチャッチャマンボ

ども。
絶叫マシンが大好きなのに一緒に行く人がおらず、いっそのことバンジージャンプをしてそのままロープが切れて死ねたらいいなと考えている者です。


いつも行く産地直売所の「半額お惣菜争奪戦」に敗れ意気消沈しています。
今日のハイエナどもは強者揃いでした。
時間ぴったりに駐車場着いたらダッシュしてる人もいたけど、その頃にはほぼ目当ての品はGETされ済みでした。


昨日の夜、テレビで男子フィギュアNHK杯がやっていましたが、羽生結弦という主役が不在となってしまった大会はまるでメインのないコース料理というか、海老とホタテとイカとあさりの入っていないペスカトーレのようでした。


あまりにもえげつなくて、見ていられなかったですね。
NHKがお気の毒すぎ。


羽生選手が出場するからこそ土曜のゴールデンタイムに男子シングルをもってきたのでしょうが、唯一の見どころがない大会は放送事故並みにシュールでした。


まぁ誰かの人生の主役はおろか脇役にもなれず、エキストラほどの存在感しかない僕もその存在自体がシュールですが。


けしてエンドロールに名前の載らない人生。

ソロとシングル

今日は一人暮らしをしているおばの家に行ってきました。


久しぶりに会ったおばはかなり老けて見え、足腰もだいぶ弱りやっと歩いているような状態でした。


週に3回ヘルパーさんが来て身の回りのことをしてくれているようですが、自分も買い出しに行ったり、白髪を染めたりと少しばかりの手伝いをしてきました。


御年85歳のおば。

 

nadeemsan.hatenablog.com

 

この家をお前にやるよ(=養子にならないか)と言われました。
家庭持ちなら言えないけど、お互い一人者じゃないか、と 笑


ニュースでは今日は独身の日と放送しています。
中国では独身の日で、ものすごい売り上げ予想だそうです。



休みでもおばの家くらいしか行くところのない僕にはぴったりの日です。