アカシアの雨とアカシアの花
もしも願いが叶うなら 吐息を白いバラに変えるのではなく、毎週のように気軽にお互いの家を行き来できるような友人が欲しいと思う独男です。
もうすぐ40。
この年になって今更無理ですけどね。
完全モラトリアム。
高校生のようなこと言ってる。
どうにもこうにも寂しくて仕方ない。
ネットで検索することといえば、
「独身男性 寂しい」「独身男性 老後」「おひとりさま 友人がいない」「ひとりぼっち 孤独死」
とかそんなのばかり。
起きていても何もすることがないので、23時前には布団に入る。
今回も長いトンネルの出口がなかなか見えません。
喪失と感謝
今日タイのチェンマイにある日本人宿「スローハウス」のホームページを見ると、9月末をもってオーナーである山本あゆみさんがスローハウスを去り、タイ人の御友人に宿を譲られたということが記載されていました。
僕はここ最近毎年2~3回チェンマイを訪れており、世界で一番好きな場所と言っても過言ではありません。
それもこれも、あゆみさんがオーナーを務めるこのスローハウスの存在が大きかった。
あゆみさんだったからこそ、スローハウスの居心地がよく、そこに集まる旅人も素敵な人ばかりで、チェンマイが好きになりました。
昨年の夏に泊まった時も、その後年末年始に泊まった時も、あゆみさんは「この宿を本気で継ぎたいって人が現れたら譲り、自分は日本に帰る。ずっとチェンマイにいるつもりはない」と話していました。
元々バックパッカーで世界を周っており、縁あってスローハウスのオーナーをするようになって5年。
女性ですし、年齢的なことや将来のビジョンを考えると、色々思うところはあったのだと思います。
笑顔の素敵な方で、誰にでも優しく、いつでも「おかえりなさい」ってまるで自分の家に帰るように旅人を迎えてくださる方でした。
僕より年下だったけど、とってもおちゃめで可愛らしくて。
僕もスローハウスに泊まりたくて、あゆみさんに逢いたくて、チェンマイに行っていたようなものなので、このお知らせはとってもショックでした。
けれど、あゆみさんにはあゆみさんの人生があり、よく考えて決断されたこと。
コロナにより渡航制限が始まってからは経営も苦しかったと思います。
それでもきっとコロナは背中を押すきっかけにすぎず、あゆみさんが決めたことなら応援したいと思います。
でも、でも・・・・やっぱり寂しい。
スローハウスは今後名前を変え、でも日本人の宿泊をターゲットとした日本人宿として存続していくようです。タイ人オーナーのもとに。
これまでのように世界各国を駆け巡りたいという気持ちは今はないけど、またチェンマイには行きたいってずっと思ってた。
それもこれもあゆみさんがいて、スローハウスがあったからこそ。
あゆみさん。
これまでお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
なんか心の拠り所が無くなってしまい、僕も心にぽっかりと穴があいています。
輪郭と水に沈む頬
先月から続く心の不調。
毎日胃薬は飲んでいますが、一向に胃腸も良くならず食べたいという欲求は湧いてきません。
GO TOトラベルの東京都民への拡大を経て、この週末も県内の行楽地・温泉地は混みあっているようです。
思うんですけどね。
旅行に行っておみやげを買っていく誰かがいるってとても幸せなことだと思うんです。
職場以外で。
僕にはそういう人いません。
国内でも海外でもどこに行ってもおみやげを買っていける相手はいません。
別に家族でも恋人でもなくてもいいから、近所に親友と呼べるような、なにかあったらすぐにお互い駆け付けられるような、毎週のように会ってお酒でも交わせるような。
そんな存在が一人もいないこと。
なんかそんなことばっか考えてます。
もうずっとですね。
20年くらい。
全てはこの性格、人間性が悪いのだけど。
僕は一体どこへ向かっているのでしょう。
もう何もかもが嫌になってしまいました。
木馬とエルドラド
昨日NHKのドキュメント72時間に出ている人が言っていた。
年をとると勢いが無くなる。
若い時に考えなかったこととか考えるようになる。
あーなるほどな、って思った。
年を取ると色々なものが無くなる。
肌のハリ・ツヤ、性欲、向上心、歯etc・・・
でも勢いってすごく同感する。
なんでも勢いって大切だと思う。
結婚もそうだろうし、僕みたいに仕事辞めて世界一周に出たのもそう。
今100万円もらっても、また仕事辞めて世界放浪の旅に出ようとは思わない。
自分の病気を伝えてまで、婚活しようとも思わない。
これがまだ20代の頃とかだったら違ったと思う。
人生の多くのことは、時間とお金と若さと仲間と・・・そして勢いっていうスパイスが必要なのだと思う。
「思い出はその人の大切なところにもう一度戻してくれて
エネルギーをくれる。」
こんなとーっても素敵なことを言ってる人もいた。
そして僕は人生に大切なのは「諦め」とネガティブなことを呟いた。
中秋と水面
今日正式に冬のボーナスが減るという通達がありました。
凹む。
一気にやる気が失せます。
そして午前に一つ大きな仕事を片付け、午後は上司と面接。
10月に入り上期が終わったので、上期に立てた目標が達成できたか、自分はどんな業績をあげられたのかという評価面接でした。
約30分間。
なんかもうどうでもいいんですけど、給料減るって聞いたあとだったから特にやる気が出ず。
この10月からGO TOキャンペーンがさらに拡充され、東京発着が追加されたり地域共通クーポンとか、GO TOイートとか。
多分それなりに効果はあって、かなりの人やお金の動きが見込まれると思うけど、
それもお金を持ってたり友人や家族との外食がたくさん出来る人にほど恩恵があるもの。
僕のように誰も一緒にご飯行く人がいない人間は、そもそも外食もしないので居酒屋行ったりとかもなくそんなキャンペーン乗っかれないもん。
GO TOトラベルだって一人メンタル強化合宿。
だったら行かなきゃいいって話。
ボーナスや来年はおそらく基本給が減る・・・・
まずますお金使いたいって気持ちが失せる。
仕事ばっか大変になって収入は減る。
なーんの楽しみもない。
ラパロと深い川
どうせ宅配便のお知らせとか、厚労省からの新型コロナの調査依頼とかもしくは姉からと思ったら、疎遠になっていた知り合いからでした。
どうやらメッセージの履歴を全て消してしまったようで、誰だか不安だったので確認の意味で名前だけ「○○??」と送ってくれました。
聞けば、
今入院中で・・・盲腸で手術したそう。
盲腸って薬で散らせるのかと思っていたけど、手術もまだやってるのですね。
おそらく入院中で暇だったので、連絡くれたのでしょう。
彼は一人暮らし、友達はたくさんいるけど両親も亡くなっており兄弟もいません。
たしか犬を2匹買っていたと思うので、犬はどうしてるの?と聞くと、
友達に世話をお願いしたとのこと。
友人の多い人だし、深い付き合いをしている仲の人もいるようなので何の不思議もありませんが、
彼の話を聞き、自分に置き換えてみました。
僕がもし急に入院をしたとして。
もし犬を飼っていたとして。
着替えや洗面用具を取りに行ってもらえるような友人・知人はいません。
たとえお金を払うからとしても、まず頼めるような人がいません。
そして犬の世話を頼めるような友人・知人もいません。
このような時、年老いた親父や仕事・家庭をそれぞれ持っている兄弟に頼らざるを得なくなります。
人は一人では生きられない。
分かってる。
久しぶりに彼とのやりとりを通し、自分と比較。
彼と僕の現実世界の境遇や環境の違いに、自分には誰もいない現実を改めて感じました。
僕は犬は飼えないと思うし、車の中にいつでも入院セットを準備しておかなくてはならないと思う。
サツキとケイゾー
CHOO CHOO TRAIN。
https://www.youtube.com/watch?v=AL0TE79SbP4
これさ。
ZOOよりEXILEバージョンの方が好きって人がいたらひっぱたきたい。
もう絶対ZOO。
世の中絶対なんてないけれど、これだけは絶対ZOO。
譲れないZOO。
このSATSUKIのボーカルに、中西圭三のバックコーラスが最高過ぎる。
皆さん、これ男性メンバーはサビは歌ってませんよ?
サビは中西圭三のバックコーラスにSATSUKIがかぶせてるんですからね?
だって作曲は中西圭三だから。
作詞は佐藤ありす。
ZOOが衰退し、入れ替わりでtrfが出てきたわけだけど、同じ女性ボーカルでもtrfのYUKIはSATSUKIのようにダンス出来なかった。
歌メイン。
SATSUKIがこれだけ踊って口パクしないで歌う。
今の時代こんなグループやボーカルいます??
大事なことだからもう一度強調します。
サビの英語のところは中西圭三のバックコーラス、そこにSATSUKIが被せて歌うんです。
もううっとりしちゃうわ。
はー、この時代良かった。
これはEXILEバージョン。
念のため。
https://www.youtube.com/watch?v=zyB80N-NyPY