宝島と飛魚のアーチ
この曲、ご存知の方も多いと思いますが、僕が人生で最も衝撃を受けたといっても過言ではない曲。
忘れもしない、まだ高校生の頃。
テレビで流れるこの曲を聴き、一瞬で虜になり、どうしても欲しくて発売日の学校帰りにTSUTAYAへチャリを走らせた記憶がある。
飛魚のアーチっていう歌詞があるんですけど、どこをどうすればそんな素敵な言葉が思いつくのだろうって当時衝撃を受けたのを覚えています。
「愛する人と固い誓いを交わし信じて島を出て、突風吹く嵐を乗り越えて飛魚のアーチをくぐって宝島に辿り着いた頃、あなたが信じた人は誰かと腰を振っているわ。人なんて儚い者なのよ。」
って歌ってます。
すごい歌詞だと思う。
世の中頑張っても報われないことがあるし、どれだけ約束したって裏切られることがある。
この時Coccoはまだ20歳そこそこだったと思うけど、
すげぇ歌詞書くなって思った。
天才。
そして僕も思います。
人なんて期待したってどうせ裏切られる。
信じられるものは言葉ではなく、行動である
と。
こういう救いようのない歌詞が好き。