独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

オカリナとモナリザ

今日誰かから声をかけられたと思い後ろを振り返ると、誰もいません。
ただの勘違い。
風の音だったようです。


今日は風が強かったですからね。
ふと呼ぶ声に振り返っても、僕を呼ぶ人なんているはずもないのに。


普段誰とも連絡を取り合っていないので、2020年になっても誰からも「あけましておめでとう」メールは来ないし、当然送る相手もいません。
僕がスマホを持っている意味はさほどありません。
海外でグーグルマップを使う時くらいでしょうか。
調べものや買い物はこのブログも含めてパソコンでしていますし。


年末年始を海外で過ごしアパートに1月5日の夕方に帰ると、年賀状が一通だけ配達されていました。


一昨年結婚した28歳の甥っ子夫婦からでした。


幸せいっぱいの2ショットでした。


そして、年末に甥っ子夫婦に女の子が産まれたことを忘れていました。
やべ、まだお祝い渡してないや・・・。


来年は3人家族となった年賀状になることでしょう。


一人でいることにけして馴れたくはなかったはず。
それなのに。
なぜ僕はこんなにも孤独なのだろう。


線路の脇のつぼみは 赤いスイートピー


独男の心に咲いた 黒いスイートピー