独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

三波と春夫

僕は今の仕事に転職する前は、THE接客業という仕事をしていました。


それこそ接遇研修なんかを受けたこともあったし、
やっぱり「お客様は神様」的な日本の文化もあって、言葉遣い・気遣い・お客の要望を汲み取る力なんかの重要性は現場でも感じていました。


自分でも言うのもなんですが、
僕はわりと接客は得意な方で、言葉遣いなんかも丁寧だったり気遣いも出来る方だったりしたので、これに関してはあまり苦労したことはありません。
クレームもらうことより褒められるほうが多かった。


接客ってある意味センスも必要だったりするので、
そういう角度からみるとセンスのない人もいるし、接客には向かない性格の人もいると思うんです。


特に日本文化ではその人やその店の接客・サービスにお金を払うっていう考え方もありますから。


まぁ自分がそういう考えを持っているので、時折非接客人みたいな人を見ると気が萎えたりイラっとしたりするのですが、今日もそれでイラってしました。


仕事で外回りをしている時のこと。
いつも付き合いのある取り引き先に行きました。


僕が「出来れば今日中に出来ますか?」って聞いてみたんですよ。


で、対応してくれた女性の方が「ちょっと確認してきますね」といって、
偉い人に聞きに行ってくれました。


そしたらその偉い奴(40代くらいの男性)が出てきまして。


まぁ以前からその人には良い印象はなかったのですが、そいつに


「今日中に欲しい理由ってなんですか?」って言われたんですね。


詳細は仕事のことなので書きませんが、


おもわず「は?そんなの〇〇だからに決まってんだろ」と心でキレ、
顔はなるべく笑顔を作って対応しました。


今日僕は仕事でそこへ行ったので、声を荒げた場合会社の評判を傷つけることにもなりかねません。
その会社で働いてる以上、そこの社員としての看板も背負っているのですから。


だから我慢しましたけど、もし個人としてだった場合絶対ブチ切れてましたね。
「もういいです」って言って帰ってくるくらい。

全部は書きませんが、これだけじゃ済まずその後もそいつはさんざん僕の心を土足でズタズタに踏んでくれました。


ほんと頭にきました。


なんであんな奴がいるんだろ。
きっと中身もない奴なんだろうけど、上辺すらない奴。


お客様は神様ですと言った故・三波春夫さんの爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいわ。