プロペトとポイペト
日本人の若者2人組が金銭目的にカンボジアでタクシー運転手の首を切り殺害した事件が起きたそうです。
発展途上国などで逆のニュースはごく稀に耳にすることがありますが、同じ国民である日本人が海外で起こした凶悪殺人。
日本人として衝撃が走りました。
恥ずかしい。
2人には400万ほどの借金があり、カンボジアは通貨のリエルとUSドルの二重通貨が流通している国であるため、ドルを手に入れやすいからという理由でカンボジアを訪れ、タクシーを強奪して両替所を襲う計画を立てていたそうです。
運転手に抵抗されたため車内で首を切って殺害したとのこと。
カンボジアといえば超親日国。
2人が超えたタイとカンボジアのポイペトという国境は多くの旅行者が陸路で越境する有名な国境。
なぜなら国境を越えた先には、あのアンコールワットを擁するシェムリアップという世界に名だたる一大観光都市があるからです。
ニュースによると、お金がないのにもかかわらずわざわざ日本からタイにまで行き、越境してカンボジアへは入ったそうです。
お金がないのにどうやって航空券買ったのでしょうか。
謎。
あまりにも幼稚で緻密性のない計画。
日本語を学んでいる人がたくさんいるシェムリアップでこんな事件を日本人が起こすなんて本当に衝撃。
彼らに代わって謝りたい。
罪のないタクシー運転手とその家族、カンボジア国民に。
旅好きな人間の一人としてとても残念なニュースでした。
亡くなられたカンボジア人運転手さんのご冥福をお祈りいたします。