独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

走馬灯と蜃気楼

先日、朝の7時過ぎに姉から電話がかかってきました。


こんな早朝に何だろう、おそらくタダ事ではないんだろうなと思って出ると親父が入院したとのことでした。


腸閉塞だそうです。


夜中に嘔吐し、お腹を痛がってうずくまっていたため、バイトから夜中に帰って来て見かねた大学生の甥っ子が救急外来に連れて行ってくれました。


そして親御喧嘩をきっかけにもう半年近く親父には会ってませんでしたが、週末お見舞いに行って来ました。

 

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僕の顔を見ると、一瞬意外そうな表情を浮かべました。


幸いなことに腸閉塞も軽度のものだったようで、特に処置は必要なく点滴と食事をしばらく止めて腸を安静に保つことで改善したようで、すでに食事もおかゆを食べられるようになっていました。


なんとなく居心地が悪く、またすでに回復して元気そうだったので15分ほどで病室を後にしました。



なんだろ。
親父が入院したといっても特別感情が動きませんでした。


日々の細々としたことに何が起きても、コンクリートのように強固な自分であって欲しい。


でもそれが出来ないんだよなぁ。