独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

小ぶりと常識

僕は人として最低限の挨拶とか思いやり、礼儀の出来ない人が嫌いです。


たとえば、朝出勤して自分から「おはようございます」と挨拶しても頭を下げて会釈だけする人がいます。

 

あとは、お年寄りや足が悪い人に席や道を譲らない人とか。


今日プールで泳いでいて、父と娘の親子がいました。
娘は小学校低学年くらいで、その娘があともうちょっとで25m泳ぎきるというところで、彼女の進路の目の前に僕が立っていました。
25mのゴールを目指している女の子は必死でクロールしているので、自分が避けないとぶつかるなと思い、直前で端に避けました。


横にぴったり付いて見守っている父親は僕が避けたのを目の前で見ているのにもかかわらず、「ありがとう」の一言もなく当たり前のように「すごーい、25m泳げたじゃーんー!」と喜んでいました。


その姿を横目でみながらイラッとしました。
「すごーい!じゃねえよ、一言言うことがあるんじゃねえの」と。


その女の子一人だったら、別になんとも思いません。
必死で泳ぎきろうと頑張っているのですから。
でも傍らに父親がいるのなら話は別。
公共の施設なのだから互いに譲り合いながら利用するものなはず。
それなのに、僕が端に避けたのを当たり前とでも思っていたのでしょうか。


そんなこと気にする自分が小さいのか、常識人なのか時々分からなくなることがある。