独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

賽と目

準備は整った。


賽は投げられた。


独男の精神状態は完全に崩壊した。
なぜこんなにもアホで脆いのだろうか。


クリスマスにサンタさんにお願いしよう。


この世から消えることが出来るようなプレゼントを。


この先僕が進むレールの先にある失楽園
生きていることに耐えられない。


僕は海外旅行が好きだ。


もしも僕に翼があったなら世界中のどこへでも飛んでいけるはず。
でも僕が一番行きたい場所は「三途の川」の向こうにあるというあの世だ。


心細さを集めたら翼にならないだろうか。