独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

便所と神様

NHKの「72時間」。


ドキュメンタリー好きな自分が毎週見ている番組。
昨日は渋谷のスマホ修理店が舞台でした。


番組の最後で「今一番大切なものはなんですか?」との問いに、「スマホ」と答えている人がいました。


スマホか、と思いました。


自分はスマホを持ったことがありません。
欲しいと思ったこともありません。


この時代になんでだろう、と自問。


それはスマホを持ったとしても、ラインをする友人や恋人もいないし、便利なアプリを使って人生を豊かにする気力もない。


人との繋がりがないからなんだと思います。


きっと友達や恋人がいたら僕もとっくにスマホを持っていたことでしょう。


毎日朝起きて飯食って便所でうんこして仕事行って、
帰ってきたらまた飯食って風呂入って寝るだけの生活。


携帯が壊れそうだから次は初めてスマホを買おうかと考えている。


でも買ったらもっと虚しくなるだけと思うような気もしている。


便所にはそれはそれは素敵な女神様がいるという。


今は毎朝うんこが出て快便な自分は、それだけで幸せなのかもしれない。