小杉と良識
先日テレビをみていたら、ブラマヨの小杉が東京上野のアメ横を探索する
番組がやっていました。
私は学生の頃東京に住んでいたので分かりますが、アメ横といえば、食料品をはじめ色々なものが安く売られており、通りには買い食い出来るようなお店もたくさんあります。
ロケ隊一行がケバブやからあげ屋の前を通ると、当然のように声がかかり、
店員から爪楊枝に刺した試食が小杉に渡されます。
ここまではよく見る光景ですが、その爪楊枝の行方に感心しました。
小杉は、試食を食べ終えた爪楊枝を道端に捨てるのでもなく、スタッフに渡すのでもなく、共演者との掛け合いをしながら自分のズボンのポケットにしまっていました。
爪楊枝って木で出来ていますし、あまりゴミという概念がないだけでなく、尖ってもいるためズボンポケットの中に入れるのにはちょっと抵抗があるような気がします。
カメラに撮られているというのもあるとは思いますし、カメラのないところで同じ行動をするのかは分かりませんが、さりげなく、すっと自分のポケットに爪楊枝をしまう小杉を見て、「良識のある人なんだなぁ」と思いました。
もしも自分だったら「爪楊枝だからいいや」と道端に捨ててしまっていたかもしれません。
というか、捨てるでしょう。
だって爪楊枝って木じゃん。自然に返るだけでしょ、とか思って。
妙に感心してしまったのですが、
こういう些細なことにその人の人間性や教育が出るのかなとも思います。
自分も気を付けなければな、と小杉から学びました。
自分はブラマヨは好きな芸人なんですが、まさか小杉から良識を学ぶとは。。。
人間どこで誰にみられているか分からない。
運転中に大声で歌を歌ったり、鼻くそをほじほじしたり。
そして人間どこからでも学ぶことは出来るんですね。