やさぐれた心と幸福論
今週は心がささくれだっています。
やさぐれ野郎。
なるべく心穏やかに過ごしたいけれど、
その素質が自分にはないのか。
30歳を過ぎ40が見えてきたのに情けない。
以前パキスタンに行った際、
みやげ物屋の青年が日本に行ったことがあると話し、
その時撮った写真を見せてくれました。
その写真の中に一枚のハガキが挟まっており、裏には次の言葉が
書かれていました。
「悩みがないことが幸福ではない
どんな悩みにも負けないことが幸福なのである
自分だけの幸福ではない
人を幸福に出来る人が本当の幸福者なのである」
この類のスピリチュアルな言葉って世の中にたくさんありますが、
私はこの言葉からすれば幸福ではないですね。
悩みには負け、誰かを幸せにしてはいない。
小さいことでいいんですよね。
例えば料理人であれば、自分が作った料理でお客さんが美味しいと感じてくれたり、
モノづくりの仕事であれば、それを手にした人が喜んでくれたり。
私の仕事は誰かに感謝される仕事ではありません。
私生活は記すまでもありません。
それでも生きていかなくてはなりませんから、
誰かに迷惑だけはかけない自分でいたいと思います。