独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

僕と僕の病

昨日の記事の中に、いつかその時が来たら自分も身元保証人代行会社を利用するつもりであると書きました。


私は現在30代であり、この年齢で自分にもしもがあった時の保証人、死んだ時の死後の後片付けを考えているのは早すぎじゃないかと思われる方もいるかもしれません。

これには理由があります。

本当は隠していたいことなのですが、今後ブログを書いていくうえで避けて通れない事実なので記します。


私はある病気を抱えており、治療中です。
今の医療では治すことは出来ないそうです。

子どもをつくることも出来ないため、結婚も諦めました。

中には子どもはいらない、夫婦だけでいいという女性もいるでしょうが、
私は手取り20万円で、同年代の平均から比べればかなり少ないほうです。
それに加えて病気持ち。
私が年収1000万くらいあって、経済的に裕福であるのなら別ですが、
よほどの物好きでないと、病気持ちと結婚しようと思う人はいないと思います。

だから、相手を探そうともしません。

自分で家族をつくれず、友達もいませんので、将来一人で死んでいくことを考えた時
身元保証人代行会社の存在は最後の砦ともいえる存在なのです。


病気が悪化すれば、老いる前に死んでいくことも十分考えられます。


そのため、自分が死ぬときに誰かに迷惑をかけぬよう、またお金があれば人の親切はお金で買えることもあると思うため、毎月の手取りの半分を貯金しています。

幸いにも、今は毎日普通に仕事にも行けますし、食事も出来て、海外旅行なども大丈夫と医師からは言われています。特に大きな制限はないため健康な人と同じように生活出来ています。

病気のことは、父をはじめ、兄弟や職場の人など誰にも伝えていません。

正確には一人だけ伝えたのですが、その人とは伝えて2か月で音信不通になりました。

早く結婚しろとか、なぜ結婚しないのか、ということは今の年齢ではどこに行っても言われることです。
病気があるからです、とは言えないので「一人が好きだから」と適当にごまかしています。

病気のことを初めて誰かに言いましたが、このブログを読んでくださる方は誰も私のことを知らないので、こういうことも書けるんですよね。

知らない人だからこそ言えることってあると思うんです。

私の日常や考えを書くブログに嘘を書いても仕方ないですしね。

人間は後ろを向いたままでは歩けません。
だからといって私は前を向いて進むことが出来ないので、下を向きながら
うつむきがちに歩いています。
誰にもぶつからないように注意して。







 

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