服とお洒落
いつからか服に全く興味がなくなった。
おしゃれに興味がなくなり、人から外見をどう見られるかを気にしなくなった。
最低限社会人として身だしなみが周囲に不快を与えなければいいと思うようになった。
服を買うことはなくなり、服を見に店へ行くこともなくなった。
下着や、仕事で必要な衣類などを除き。
若い頃は、人からおしゃれにみられたいと思ったし、髪型にも気を遣い、整髪料でセットして出かけたりもした。
しかし、人生を諦めた頃からそんなのどうでもよくなった。
出掛ける時は帽子を被ればいいし、昔買って持っているものを着ればよい。
流行りの服など必要ないのだ。
汗臭い匂いとか、強い体臭は周りに迷惑になるのでいけないが、
流行でない服を着ていても誰かに迷惑をかけることはない。
そもそも、スーパーへ食材の買いだしに行く以外は出かけることもないため、
私服はほぼ必要ない。
友達や恋人など私服を見せる人もいない。
年齢的にというよりは、環境的におしゃれの不要な自分である。