独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

カルマと燈火

今日は三か月に一度の通院日のため、午後に有給を取りました。


もはや夏のような気温で、車内はエアコンをつけなければならないほど。
病院に到着すると玄関ではフェイスシールドを着けた係員の方が全員検温をしていました。


地域の大きな病院ですが、検温を突破すると次は問診票の記入。
院内感染が問題となるなかで徹底的な対策が取られていました。


幸いなことに症状はないので、検問を突破し主治医と面談出来ましたが、この4月から病院が異動になって主治医も、このコロナの騒ぎで忙しいとおっしゃっていました。


体調はいかがですか?と尋ねられこう答えました。
「コロナで死ぬことは怖くありません。コロナに罹患し、自分の病気のことが会社や家族、保健所の人に知られることの方が怖いです。」


前回の検査結果は特に大きな問題はなく、また薬を処方してもらい帰ってきました。
病院もいつもよりすいており、会計も早く呼ばれましたね。


病院まで片道1時間弱なのですが、久しぶりに大きな通りを運転したところほとんどのお店が開いていました。
こうして徐々に通常に戻っていくのでしょうか。
道を走る車の数もいつもと変わりありません。


3か月に一度の通院も、もはや僕の1年のルーティンになってしまいました。
この病気が発覚した当時は特別であったはずのことが、徐々に日常になってしまったことが怖い。


あの当時は出血性胃炎でご飯も食べられなくなるほどだったのに。