独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

舟と船

宝物ってあるかと考えてみた。


ひねり出してみたけど、物では思い浮かばない。
どれもこれも無くなっても困らない。


友達とか家庭とか言ってみたいけど、
それは持っていない。


先祖が与えてくれた親、兄弟はもちろん宝だけど。
それは僕が築き上げたものではなく、与えてもらったものだから。


大切なものってそんなにたくさんないと思うんです。


僕の場合、過去の良かった時の思い出だけ。


死ぬまでにあと一つでいいから、何か宝物が欲しいな。
物じゃなくても、良い記憶や思い出でいいから。


八代亜紀の「舟唄」のように、多くは望まない。
流行りの唄など無くていい。
時々霧笛が鳴ればいい。


たまにはチューハイでも買って飲むか。
酒でも。