人口と透析
昨日の続き。
パスポートの更新手続きが終わって急いで向かった先は病院。
僕は病気の治療に多額の医療費がかかっており公費負担を受けているのですが、
その受給者証の更新に医師の診断書が必要なため、その依頼に行ってきました。
多額の税金の補助によってもらえる薬で生かされており、
薬を飲まなければ数年で死ぬと医師からは言われています。
人工透析の患者が透析を中止すれば数日で死にますが、昨年東京福生市の病院で透析を中止して亡くなった患者に十分な医師の説明があったのかということがニュースになりましたが、僕自身もこのことについてはよく考えます。
治療しないという選択肢。
今はまだ父親が生きていますが、親が死んだらそれもありなのではないかって。
病院を出たあとはいつもブログに書く、86歳のおばの家に顔を見に寄ってきました。
ちょうど夕食時で、晩御飯はいらないと伝えましたが残りもので食べていけと言われせっかくだからとごちそうになったのです。
タラの煮つけと、とんかつを卵でとじたもの(カツ丼の上です)、漬物などがあったのですが、タラとかつ煮は冷蔵庫から出して冷たいままテーブルに並べたので、
僕が「冷たいままより温めたほうが美味しいでしょ。電子レンジで温めてくるよ」と言うと、おばは「このままでいい。温めなくていい」と言い放ちました。
あー、やっぱこの人こういう人なんだよなぁ。
自分の価値観だけ。
自分本位なだけ。
そう思いました。
自分が冷たいまま食べるのが好きなのでしょう。
でもね。
親戚とはいえ、おもてなしの精神というか、相手のこと考えたらせめて相手が食べる分くらいは相手に選択肢を与えてあげたいよなぁって僕は思うんですけどね。
年寄りだし、昔の人だからっていえばそれまでなんですけど。
そして、一昨日にヘルパーさんにパン屋のパンを5個買ってきてもらい、4個残っていると言ってきました。
もう梅雨でジメジメしているし、
なによりパン屋のパンは保存料などの添加物が入ってないからスーパーなどで売られているパンと違って日持ちしないのですぐに食べないとダメになるし、せめて冷蔵庫に入れておいて食べる時に少しレンジでチンした方がいいと伝えたのですが、冷蔵庫に入れることを頑なに拒否。
僕が「美味しそうなパンだね」と言っても「一つ食べるか」なんて言葉もなし。
毎月20万の年金をもらい、10万も使わないから貯金も毎月10万以上出来ているといつもの調子で話し始め、500万のお墓を買いたいと豪語していました。
子どものいないおばが500万の墓を買って、誰が墓参りに行くのだろう。
無縁仏になることは目に見えている。
僕だったらどこかに散骨か、お寺の共同墓地にでも入れてもらって、誰にも迷惑かけないようにしたい。
もしも僕が腎不全の状態になって人工透析が必要になったら、
シャントは造らない。
透析はしないという選択をする。
え?なぜプリンは3個で売られているかって?
お父さんが食べないからさ。
独男は一人で3つ食べます。