独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

悪あがきと折り合い

 

最近人気の豪華客船クルーズの旅。


で、今週の日曜14時の「ザ・ノンフィクション」。


お見合いパーティーの婚活をクルーズで5日間かけて行うという企画。


驚いたのは費用は男性持ちということ。
女性はタダ。
ただし、誰でも参加出来るわけではなく、婚活会社による事前のオーディションを突破し認められた女性のみ。


男性はモザイクかかってる人もいたけど、女性はテレビ取材も入るから顔出しOKの人も今回条件だったのかなとは思う。


前にも似たようなこと書いたことあるけど、
結婚したいのは男も女も一緒。
ならば参加費は男女平等であるべきでは?
同じ土俵でしょ。


こういうところでばっか男性が負担するというのはなんだかなぁ。


で、主人公は38歳のバツイチシングルマザーの女性でした。


その女性はパートナーの条件として2つ挙げていました。
①娘のことを第一に考えて大切にしてくれる人
②家業の農業を一緒にやてくれる人


途中婚活会社の社員との面談で彼女は次のように言われていました。


「若い頃のように燃え上がるようなパッションで好き好きという感情が欲しいのか、それとも、それほどの気持ちじゃなくても日々のささやかなことを共有できるような人でいいのか」


その問いに対し、彼女は年齢的にも後者でいいと話していました。


そして番組のラストシーン。
2人の男性から告白され、それを断り号泣している姿がありました。


涙の理由を尋ねられ彼女は次のように答えていました。


「結局私が好きにならなければ付き合えないし娘の父親にもなってもらえない」と。


とても38歳には見えないきれいな女性だったのだけれど、
結局のところそういうことだ。


婚活会社の社員から婚活に対する覚悟の2択を聞かれた時に②と答えていたけれど、
①なんだよね。


ちょうど年齢的にも過渡期であって、最後の悪あがきをするときなんだと思う。
自分が同年代だからなんとなく分かる。


自分のことを好きになってくれる人を好きになれたらいいのにね。


それは人類で最も難しい問題の一つかもしれないけれど。


みんなどこでどうやって折り合いをつけているのだろう。
それは諦めなのか。


主人公とほぼ同年齢ということもあって、非常に後味の悪い回でした。


YOU TUBE今見たら消されちゃってました。
一昨日はUPされてたんだけど。