独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

小言と小町

今日は実家へ夕飯をごちそうになりに行ってきました。


週末に実家に行くのも1年ぶり。
一昨日に姉から「たけのこもらって煮るから夕飯食べにおいで」と連絡をもらったことがきっかけです。


1年前に親父とけんかしてからしばらく実家に行ってませんでしたが、
この暗いアパートで一人引きこもってぼーっとしているより、
誰かと一緒にいたほうが気が紛れます。
年老いた父でも。


姉は夜仕事だったのですぐにいなくなってしまいましたが、
風呂まで入らせてもらいさきほど帰ってきました。


実家は築50年ほどであり、現在ボロボロで床なんか抜けそうです。
建て直すお金はないので、いよいよになったら公営団地にでも入ろうかなどと話していましたが、突然姉から「あんた結婚は考えてないの?」と聞かれました。


少しうろたえながら「したいけど、なんの出会いもないしここまで一人できちゃったから・・・」と答えると、40までは需要もあるだろうから少し婚活しなさい、と。
バツイチの姉も、あと2年で下の子が大学を卒業したら再婚に向けて婚活しようかな、と言ってました。もう一回くらいいいでしょ、と。


おれ病気持ちだから・・・とは言えませんでした。
適当に「どうせ結婚出来ないからお金貯めて、老後は良い老人ホームに入りたい」と冗談めかして言うと「まったく・・・」と呆れられてしまいました。


孤独なひとりの時間から逃げたくて実家へ行ったけど、予想外に現実的な話を振られてしまいあたふた。


家族をつくるって、相手に寄り掛かることではなく、自分の役割を得ることなんだと思います。


今日は息子と弟という立場でしたけど、それでも家族はありがたいなぁと感じた時間でした。