有賀さつきと死に様 其の弐
1年前に元フジテレビアナウンサーの有賀さつきさんが52歳で亡くなりました。
その若さで亡くなられたことはもちろん驚きましたが、一番衝撃的だったのは病気を抱えていることを周囲の人間に一切告げず、たった一人で闘い、病に伏せ亡くなっていったことでした。
当時はご本人の意向で病名や死因が明かされず様々な憶測を呼びましたが、
1周忌にお父さんが週刊誌のインタビューに答え、病名を明かされました。
卵巣がんだったようです。
今日のYAHOOニュースに載っていました。
心配だった高校生の一人娘さんは、記事によると離婚した実父と暮らしているようで少し安心しました。
まだ15歳の娘を残して逝くことは誰よりご本人が辛かったでしょうから。
癌の痛みと闘い。
周囲に打ち明けない孤独と闘い。
死の恐怖と闘い。
打ち明けないことが良いか悪いかは別として、本当の本当に強い人でなければ出来ない。
僕もそんな人になりたい。
そう強く思わされた1年前の有賀さつきさんの訃報でした。
痛みや苦しみから解放された天国では幸せに暮らしてて欲しいです。
いや、全然彼女のように出来てないですけどね。
そんな僕も明日は自分の病気の通院。
半日休みをもらおう。