独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

銀河と天の川

姉の友人が子宮がんで余命1~2か月と宣告されたそうです。


その友人はシングルマザー。
中学生の娘さんは知的障害があり、ずっと母一人子一人の二人三脚で頑張ってきたそうですが、病気が発覚し治療で入院が必要になるため数か月前からお子さんを施設に預けていたそうです。


施設の決まりで娘さんとは週に1回の電話が許されているそうなのですが、毎回電話の向こうで娘さんは「早く迎えに来て」と泣いているとのこと。


医師から余命を宣告された際、その友人は自分が死んだことは絶対に娘には伝えないで欲しいと希望されたそうです。


障害のあるまだ中学生の娘さんを残し天国へ旅立たなくてはならない彼女の気持ちを思うと、目頭が熱くなります。

 

娘さんもお母さんが死んでしまったら天涯孤独になってしまいます。
施設にいるのでお母さん亡き後も生活していく助けはあるわけですが、お母さんの死をどこまで理解出来るのでしょう。


一つ救いなのは、その女性には付き合っている彼氏がいて、
その人がとても良い人で、婚姻関係はないものの身の回りの世話や娘さんの施設とのやりとりなどを親身にやってくれているようです。


そういう支えてくれる人がいて本当に良かったと思います。


話は変わり、
昨年紅白歌合戦に初出場した銭湯アイドルの「純烈」のメンバーがDV疑惑を報じられ、それについて昼に放送している「ばいきんぐ」にゲストとしてゲス不倫で議員辞職に追い込まれた宮崎謙介元議員の奥さんの、金子恵美元議員が出演していました 笑


今回の純烈のネタも週刊文春なのだそうですが、紅白出場で話題となったこのタイミングを狙ったのでしょうか。
えげつない。


で、思い出したんですけど、
宮崎謙介のゲス不倫の記事が出たのも、たしか奥さんが出産した当日とかでしたよね。


これって倫理的に考えてどうなんでしょうね。
文春も仕事でやっていることですけど、出産した当日に旦那が不倫している記事を出すなんて、正常な人間のやることじゃないと僕は思うのです。


いくら仕事とはいえ、奥さんの気持ち考えたら普通は出来ないですよ。


喧嘩両成敗じゃないけど、いつでも正義が正しいとは限らない。
やさしい嘘だってあるはずです。
僕はそう思います。


余命を宣告されたその女性は、天国に行ってもきっと娘さんの行く道を空からずっと照らしているはずです。
なぜなら彼女の「自分の死を知的障害をもつ娘には伝えないで欲しい」という思いは、
とてもやさしい嘘だから。