独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

捨てる神と拾う神

昨日職場のTOPから話があるからと直接呼ばれました。


脇汗ダラダラの中向かうと、来年度の異動についてでした。

 

nadeemsan.hatenablog.com

 



先日行った面接については先日もブログに記したところです。


異動について改めて話があったのです。


今の職場へ異動となって5年。
今後の自分のキャリアと考え、異動するなら来年度が良いチャンスだと。


僕が今の職場へ来たには理由があり、前の職場にいた時に病気が発覚、治療を続けながら仕事を続けるには前の職場は厳しい環境であったため適当な理由をつけて年度いっぱいでの辞意を伝えていました。


しかし捨てる神あれば拾う神ありとはよく言うものです。


詳細は省きますが、辞めるくらいであれば異動しないかという話をもらい、ありがたく受けさせてもらいました。


そのおかげで転職活動や保険の切り替えなどもせずに済みました。


今の職場はやりがいはなく収入も下がったものの、カレンダー通りの休みで、病気を抱え隠しながら働く僕にとってはこれ以上ないほどの環境です。


病気のことは誰にも話していないし、今後も誰かに話そうと思っていません。
綴るのはこのブログの中だけです。


ハンディキャップを持つ僕には、今の職場が「楽」「ぬるま湯」であり、実質今後の選択肢としては二択。


今の職場に一生いるか、辞めるかです。
激務であった前の職場へ戻ることや他の部署へ異動という選択肢はありません。
冷静に考えれば今は、現職場一択です。


しかし、年齢的にも30代後半。
そして、今の職場で5年。


上司からすれば、僕の将来を考え異動するなら来年だぞと言ってくれたのだと思います。ここにいてはもったいないと。


でもね。


本当のことは誰にも言えない。


呼ばれて1対1で30分くらい色々話したでしょうか。
前の職場で辞表を提出していたことは今まで伏せており、今の職場のTOPも知らなかったようですが、そのことも伝えました。



最後は「この職場に来たことも運命だと思っている。与えられた仕事を自分なりに努力してやっていく中で成長できると思っている。今はここで自分なりのやりがいも見つけて頑張っている」とかっこいいことだけ述べて逃げました。


上司は「あと10日考えなさい」と言いました。



昨日は何も考えられず、僕は一体何者なのか。どこへ向かうのか。
そんなことをずっと考えていました。


戻れない道を戻ってみたい。


運がいい人も、

運が悪い人もいない。

運がいいと思う人と、

運が悪いと思う人がいるだけだ。


誰かがこう言ってました。


病気に罹ったことは運が悪かったけど、仕事を失くさず済んだことは運が良かった。


どっちに考えの比重を置くか。