独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

甘夏と八朔

昨年まで同じ職場だった女性とこの前仕事で会った際、「今後転職しようと思っており、再就職の試験を受けた」という話を聞きました。


その発表が7月6日ということまで聞いていたので、今日職場のパソコンから彼女のパソコンへメールしてみました。


「お疲れ様です。試験の結果はいかがでしたか?」と。


そしたら次のような返信がありました。


「まだ見てないです。合格だったら何かしてくれるんですか?」


その女性の同僚は同期ということもあり、同じ職場だった頃は比較的よく話をしていました。


だから転職したいという話を聞き、僕は純粋に心配の気持ちでした。
なんとか就職試験受かってて欲しいな、と。


あ・・・
「心配してくれてありがとう」とかじゃないんだ。
そう思いましたね。
心配した自分がアホだったなって。
これって自分の勝手なエゴでしょうか。


僕はその元同僚にとって「受かった時の見返りをくれる人」でしかなかったのかと思うと虚しさしかありませんでした。


だから人と関わるとこうなる。
彼女が悪いのではなく、僕がその程度の価値しかない人間なのだ。


まったく、つくづく自分が嫌になるよ。