独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

あの世とこの世

今日は母の命日でした。


お墓参りに行くと「平成17年」と石碑に書いてあったので、13年経つことになります。


母の死は僕の転機でもありました。


この13年で自分の人生も大きく変わった。


仕事を辞めバックパッカーとして世界放浪の旅に出て、その後は前やっていた仕事とは全く違う職種に転職、そして病気の発覚。


墓前で母親に「母ちゃんいつも見守っていてくれてありがとう」と呟き手を合わせる。
なんだかんだで僕はいつもギリギリのところで救われている。
きっと母のおかげだ。


姉から電話がかかってきて「お母さんの命日だし、夕飯でも食べにくれば」と誘ってくれたけど、まだ親父と顔を合わせたくなくて「予定がある」と嘘をついて断った。
もちろん何も予定などないのに。


母ちゃん、こんな息子でごめんね。