独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

ステムとキリム

いつも行く寂れたショッピングモールの一角にあるスーパーへ買い物に行った。


2階にある店舗を出て下を見ると、一組のカップルが目に入った。


男性は30代くらい。
見た目は中の中。


女性は20代後半くらい。
見た目は下の中。
目を塞ぎたくなるほどブスだった。


ゆりやんレトリバァを3倍ブスにしたような顔。
すれ違ったら振り返るほどのブスだった。


そして彼らとエスカレーターですれ違った。


2人は手をつないでいた。
仲良さそうだ。
僕の手に握られていたのはパンパンに詰められたスーパーの袋。


ブスでもブサイクでもいい。
手を握る相手もおらず、スーパーの袋を握るだけの僕よりは。


人の容姿をバカにしこうしてブログに書いている僕のようなクソ人間にはろくなことは起こらない。


ようやく取得できた今年度3日目の有給。
こんなクソに仕事を与えてくれて、金を稼ぐ手段があることを感謝しないといけない。
なんとなくでいいんだ。
仕事だけはなんとなく頑張っていこう。