心の隙間とレンタル友だち
NHKの「金曜イチから」という番組で「レンタル友だち」を利用する人たちを特集していました。
お金を払い、数時間を友達のふりして過ごしてもらうというもの。
異性でも同性でもよく、普通の友達として遊びに行ったりご飯を食べたり悩みを聞いてもらう。
とある60代の男性は趣味のカラオケに一緒に行く友だちがおらず、3人の数時間レンタル友だちをしてカラオケを楽しみ、25000円を利用料として支払っていました。
登場人物とって「心の拠り所」になっているレンタル友だち。
登場するどの人も満足そうでした。
このレンタル友だちを事業としている会社は20社ほどもあるそうです。
僕は友人が一人もいませんが、僕の心の隙間もレンタル友だちを利用すれば埋まるのだろうか。
お金を払って友達になってもらえばその数時間だけでも寂しさが紛れるのだろうか。
お金でつながる関係は寂しいなと思うけれども、それで一瞬でも寂しさが埋められるのであればいいのではないか。
誰に迷惑をかけるわけでもない。
心がスポンジみたいだと今日みたいに風が強い日は風が入ってきて隙間風となり、いっそう寒く感じます。