イスタンブール旅行記(ターキッシュエアラインビジネスクラス搭乗編)④
4日目。
夜の便でバンコクへ移動します。
僕は海外旅行へ行っても、観光をバシバシするようなタイプではありません。
現地の空気の中に身を置き、ただぼーっとしたり、街歩きをするだけです。
ただそこにいるだけでいい。
このブルーモスクを見ながら自分は異国にいるんだと感じる。
ブルーモスクの中も礼拝時間以外なら入れるけど、中も観光客でごった返しているのでちょっと郊外にあるモスクの中でぼーっとしたりした。
ここは自分以外は誰もいなかった。
トルコはイスラム教でも政教分離をとっているし、特にイスタンブールはイスラム色は薄くて街並みはもうヨーロッパ。
エミノニュからのこの景色。
「混沌」という言葉がよく似合う。
ノマドホテルのルーフトップテラスはいつも人がいなくてのんびり出来た。
ブルーモスクやアヤソフィアはちょっと建物に隠れちゃうけど、夜はこの景色を独り占めできた。
やっぱり僕は中東が好き。
10年ぶりくらいにイスラム圏に来たけど、日本とは全く異なる文化が堪らない。
世界遺産であるイスタンブールの旧市街に身を置くだけで、心のしがらみがすーっと溶けていくような錯覚に陥る。
そんなこんなでイスタン滞在はあっという間に過ぎ、アタチュルク国際空港へ向かいます。
空港はあの大きなテロがあってから、まず空港内に入るのにセキュリティーを受けなければならなく、エントランスから激込み。
ターキッシュエアラインズはビジネスクラス用の専用レーンがあったのですが、それに気づかなくて一般用レーンに並びました。
皆荷物も多く、チェックも厳しいので超時間かかります。
その後はターキッシュエアラインのビジネスクラス用チェックインカウンターでチェクイン。
その後からが驚きでした。
ビジネス客専用のイミグレーションに進もうとして係の人にチケットを見せます。
係の兄ちゃん「すぐにラウンジ行く?」
僕「うん」
係の兄ちゃん「じゃああっち行って。ラウンジ直結だから」
僕「え?なにそれ」
係の兄ちゃん「ラウンジ前にイミグレがあるんだよ」
と言われそっち方面に進むと・・・
すげー・・・
マジだ。
ラウンジに付属して荷物セキュリティチェック、イミグレがある。
出国審査でパスポートにスタンプを押してもらったら、5秒でラウンジ 笑
イスタンブールのトルコ航空のラウンジは、世界一のラウンジと表現されるほど。
超広いし、客で激込み。
な、なんとウィーンのカフェ、デメルのケーキ。
激甘で、正直日本で食べるケーキのほうがはるかに美味い。
フード類も飲み物類も全てが充実。
ただめちゃくちゃ混んでます。
そしてついに、念願だったターキッシュエアラインのビジネスクラスへ搭乗です。
機材はA330
プライベート間はないけど、窓4つ分くらいのスペースがあります。
アメニティポーチはFURLAで、一人一人に手渡していました(写真なし)。
ターキッシュエアラインのA330では、ドリンクはギャレーではなくこうしてビジネスクラスキャビン内でCAが作っています。右の男性CAが担当で、とても丁寧に色々説明してくれました。
もちろんとても流暢な英語で 笑
夕食
ドリンクは「アイラン」という飲むヨーグルト。トルコではメジャーです。
ターキッシュ名物のフライングシェフですね。
前菜とかスープ合わせて4~種類から自分で好きなだけチョイス。
メインは3種類からラムチョップにしました。
デザートのワゴンサービス。
これも4~5種類から好きなだけ選べます。
ティラミスとパンナコッタをチョイス。
食後はイケメンCAがすぐにベッドメイキングをしてくれる。
まさにブルジョワな気分になれるTK航空。
イスタンブールーバンコク線は9時間ちょっとの飛行時間ですが、機内食は2回出ます。
ただ、睡眠最優先にしたため朝食はパスしました。
せっかくのターキッシュエアラインなので、今思えば無理してでも食べておくべきでした。。。
トルコは数年前からリラ安で、観光地の値段は高いですが、それ以外は10年前に来た時よりもかなり安く感じます。
以前は日本とあまり変わらないその物価の高さに驚きましたが、今はスーパーだと500mlのペットの水が30円くらい、クッキーとかもそのくらい。
スーパーで売られているトルコのお菓子をなめてはいけない。
僕は前に訪れた際にこのクッキーにハマり、今回買いだめした。
マジで超美味い!!!クオリティーとコスパが高すぎる!!!
左の大きいので3リラ(100円くらい)、右のが1リラ(30円くらい)
このELKERというメーカーはトルコでは有名らしいが、このクッキーを買うためというのも今回イスタンを選んだ理由の一つだ。
けして大げさではなくて。
だから今大事に大事に食べている 笑。
4日目終了。