独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

ロンリネスとテンデネス

仕事を終えアパートへ帰りテレビを点けると、夕方のニュースで一戸建ての家を買ったものの、様々な事情で手放すことになり、住宅ローン破綻した人たちの特集をやっていました。


その中に、


「一人が寂しいのは一人だからではない。
誰かと一緒にいた頃の記憶があるからである。
誰かと一緒にいる温かさを知っているからだ。」



このような内容の言葉が出てきました。



一人の寂しさは、
初めから誰もいなければ寂しさなんて知らなかったのかもしれない。


幼い子どもが初めてチョコレートを食べるまでは、その味を知らないように。



角度を変えて考えてみると、そう言えるのではないかと思いました。



チョコレート美味しいですよね。
なのに食べられなかったら辛いですよね。



だから、記憶の中で生きていくしかない。



人の夢と書いて「儚い」。