独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

峠と茶屋


人生には峠における「茶屋」のようなものが必要だと思う。


長い旅路の途中に立ち寄る一息つける場所。


それが自分にはあるのか考えてみた。


結論は、、、



「ない」



しいて言うなら「親父」だろうか。


実家が立ち寄れる場所。


その父親もがん闘病中。
この先、そう遠くない未来にいなくなる時がくる。


それと同時に自分が生きている意味も消失するわけだが、今思えば独男のような人間は
「自分はこれだ」と思えるような何かを見つけておくべきであったと思う。
生きる目的となるような何かを。


ゲームでも、アイドルでも、漫画でも、コスプレでも、ガーデニングでも何でもいい。
物でも人でも。


自分は熱中できるものが何もない。



生きていくうえで本当に必要なのは、
お金と自分を支えてくれる、もしくは必要としてくれる何かなのだと思う。


こんな性格だから見つけられないし作れないのだけれど。