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独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

槍と鎧

出勤し、駐車場に車を停めて会社まで向かっていたところ、違う部署の人と一緒になりました。僕より5歳くらい年下の人です。


手にはランチバッグをぶら下げていました。

その人は普段弁当をとって食べているので珍しいと思い、「あれ今日は弁当ですか?」と聞いたところ、どうやら弁当会社がなにかの事情でしばらく配達出来ないらしく、奥さんが作ってくれたとのこと。

彼はたしか、まだ産まれて数ヶ月の赤ちゃんがいたはず。

奥さんも子育てに追われて大変な中、愛する旦那のためにいつもより早起きして手作り弁当を作ったのでしょうか。

彼の手には愛妻弁当
僕の手にはセルフ弁当。

同じ弁当であっても、そこに愛情というスパイスは効いていません。


愛妻弁当はきっと冷めてもおいしいのだろうな、と思いました。
僕がどれだけお金を出しても買えない弁当です。