幸せと缶詰
おひとりさまは、猫か犬を飼い始めたらおしまいとよく言われます。
よくテレビなんかを見ていても、女芸人が「可愛いから猫飼いたいけど、飼ってしまったらもう結婚できない気がする」と寂しさを紛らせるための最終手段のように話している姿も見ます。
なるほど・・・とは思いますが、よく考えると自分は動物を飼っても飼わなくても「おしまい」ということはなく、すでにもう「終わっている」ので、いつでも飼えるんだなと思いました。
といっても、今のアパートでは不可なのでここに住んでいる以上は無理なのですが、
たとえ犬や猫であっても自分を必要としてくれる存在が欲しい。
そして、自分も誰かのために生きてみたい。
それが叶わないのでペットを飼ってみたい。
非常に自分勝手な意見。
でも、寂しさに押しつぶされそうな日々。
何かに寄りかからなければ生きていけない。
人という漢字は棒と棒が支え合っているとはよく言ったものです。
僕には片方の棒がなくて、文字通り「1」です。
ひとり。
失われたもう一つの棒は探しても見つかりません。
テレビ東京の「家ついて行ってイイですか?」に愛犬のために3000万円使った夫婦が出ていました。
矢作が「幸せな犬だね~」と言っていたのですが、角度を変えると、本当に幸せなのは愛犬のために3000万円も使えるこの夫婦だと思うのです。
それだけの金額を使ってもいいと思える存在に巡り合えたのだから。
幸せの缶詰。
良かったら見てみてください。
21:20~の回です。