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独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

ケーキと笑顔の行方

 自分の職場にはなぜか「会社のみなさんで親交を深めましょう」という名のはた迷惑な
「親睦会旅行」なるものが存在します。

職場の人たちで食事会や旅行に行くことが強制され、その資金は親睦会から出ます。
といっても、毎月の給料から引かれているので結局は自分で支払っていることになるのですが。
よくある話ですよね。
その親睦会費なるものから冠婚葬祭費が出されたり、出産・入学祝を出したり。
退社や異動する人への花束代とかも。


今回その親睦会に参加してきました。

まず食事会で食事をし、その後はカフェでお茶。
親睦会費からお金はでますが、「一人〇〇円以上使ってくださいね」という金額が決められていて、食事代とカフェでのお茶代だけではその最低金額に満たなかったので、そのカフェで売られているスイーツや焼き菓子などを購入することになりました。

その日はちょうど自分の誕生日でした。
もちろん言いませんでしたが。

ある人は、クリスマスケーキの予約をして。
ある人は、子どもの誕生日ケーキの予約をして。
ある人は、今日家族で食べるためのホールケーキを購入して。
僕は、自分独りで食べる自分の誕生日ケーキを購入して。


同じケーキでも、誰かのために買うケーキと自分で食べるためだけに買うケーキとでは、見た目は同じでも食べた時の幸福感は違うでしょうか。
自分には分かりません。
でも、誰かと一緒に「美味しいね」といって共感して食べることが出来るなら、どんなケーキであっても美味しいのだと思います。

同じケーキでも購入する理由がずいぶん異なります。
誰かのためにケーキを買う人の笑顔は、今の季節のネオンのように温かく輝いて見えました。


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