人のやさしさと勘違い
普段は人に深入りしないように関わっている。
それは深入りすることで、誰かと親しくなることで、万が一にも誰かに
自分の病気を知られることがないようにするためです。
過去に一人だけ伝えて、その人が自分の目の前から黙って去ったこともあります。
もし職場に知られたら休むように言われたり、職場の人に知られたら働きにくくなることは目に見えています。
仕事を無くしたら、治療費も払えません。
あえて交友関係をつくらず、職場の人とも一定の距離を置き、「あの人は変わっている」と思われることで自分を守っています。
それでも、ふと誰かのやさしさに触れたりすると、心が動揺します。
このブログに温かいコメントを下さる方たちの存在もそうです。
自分でもやさしさや温もりに包まれたくなる。
勘違いするんですよ。
で、我に返って「あ、いけない」と思いなおす。
この繰り返しです。
なんか、いつまでたってもこれだけは慣れないです。
いつまでたっても。
望みのないものに執着してはいけない。
意味がないじゃないか。
でも、それで一時でも寂しい心がまぎれるのであればそれでもいいじゃないか。
それのせめぎあいです。
まず人のやさしさに触れないこと。
そして、それを求めないこと。
常に自分の課題として向き合わなければなりません。
真の「ひとり上手」を目指して。