パンダと安楽死
今日のニュースで香港の世界最高齢のパンダを安楽死させたとありました。
以下、NHKニュースより引用です。
「死んだのは、香港のテーマパーク「オーシャンパーク」で飼育されていたメスのジャイアントパンダです。人間でいうとおよそ114歳で、飼育されている世界最高齢のパンダとして、「ギネス世界記録」に認定されていました。
2週間前から急に食欲が落ち込んで体重が減り、16日には歩けなくなるほどまで体調が悪化したため、香港政府の担当部局と協議のうえ獣医師が安楽死させたということです。」
安楽死。
動物であれば許されるのか。
オランダやベルギーでは、一定の条件下で安楽死が合法化されていますが、
自分は日本でも立法されることを切に願います。
近年日本でも、終末期医療を巡り、「生かされている高齢者の苦しみ」が議論されるようになってきていますが、自分は安楽死肯定派です。
それは、いつか自分にその時が来たら、苦しまずに誰にも迷惑をかけずに死んでいきたいと思うからです。
自分で家族を持ち、「少しでも長く生きてほしい」と思ってくれる人がいるなら話は別ですが、独男は死ぬ時に迷惑をかけられる人はいませんから。
パンダってだけで、動物園では人気者になれて。
死ぬ時には、安楽死させてもらえて。
なんだかこのパンダを羨ましいと思ってしまいました。