独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

セブパシフィック航空とバニラエア

ANAが出資する日系LCCのバニラエアが「セブに新規就航」という
ニュースを見てびっくりしました。

12月25日から成田ーセブを1日1便、週7日で就航するようです。

詳しくはこちらのサイトをご参照ください。

日系初!LCCバニラエアが成田=セブ間で2016年12月25日から直行便就航決定 | 俺のセブ島留学


セブパシ様イチオシの私(といっても、まだ2回利用しただけですが)としてみれば、競合相手が増えるわけで、セブパシの今後が危惧されます。

航空会社が新規路線に就航する場合、徹底的なマーケティングリサーチを行い、他社のエビデンス等も元に利益が見込めるからこそ路線を開設するのは、私のような素人からみても分かります。

LCCは飛ぶ回数を増やすと運べる乗客が増え収益が上がります。つまり、ダイヤに余裕を持たせずにフル回転させることで一機の飛行機が生み出す収益を最大化し、それによって低運賃を実現させる。これがLCCの安さ実現の方法の一つです。

JALが赤字で利益の出ない地方路線、離島路線にも国からの要請で就航しなくてはならないのと違い、LCCは利益最優先ですから、バニラエアがセブに新規就航するということはそれが見込めたからということになりますが、ジェットスターが今年一気に成田・中部・関空ーマニラ線を就航したように、今フィリピンは訪日需要がかなり見込めるのでしょうか。

まして成田ーセブ線はリゾート路線であり、ビジネス需要の人であれば、使い勝手の悪いLCCではなく、1日2便直行便を飛ばしているフィリピン航空を選ぶはずです。

日本人からしてみると、日本人のCAが搭乗しているバニラエアの方が安心でしょうし、週4日のセブパシよりも、毎日便のあるバニラエアの方が旅程も組みやすいと思われます。
WEBサイトだって日本人が日本人の為につくった使いやすいデザインですし。

値段はバニラエアが14890円~


もうすでに成田➡セブの往路はチケットが販売開始されています。
なぜかセブ➡成田は10月~のようです。
謎。


新規就航セールがそこまで安くなかったので、私はチェックもしませんでしたが、
なにより日系であるという売りが、安心材料となります。

個人的にはセブパシの年に数回あるビッグセールでの激安価格は魅力的なのですが、
最近のセブパシ様は特に成田線は安売りしない傾向にあり、セールでもあまり安くないんですよね。

重要なバニラエアのタイムスケジュールですが、個人的には中途半端な時間帯で微妙です。
行きも帰りも時間をあまり有効に使えず、わずか4時間半の飛行時間なのに
ともに1日を無駄にするような時間帯です。
体の負担を考えてゆっくり昼間の便で、という人にはいいのでしょうけど。

このスケジュールだと、機材繰りはパイロットとCAが現地に一泊することになるようですね。飛行時間からして、法律にひっかかるのでしょうか。


先日のバンコク旅行で、帰りにホーチミンの空港でトランジットしていた際、
バニラエアが飛んできていたのでびっくりしたのですが、以遠権で台北ーホーチミンにも飛ばしているようです 笑


個人的にはセブパシが成田ーセブ線撤退にならぬよう、頑張ってもらいたいです。

セブパシの良いところ
LCCなのに、当日のチェックインカウンターで座席の指定が出来る
②年に数回、1ペソセールをはじめとした爆安セールをすることがある
③機内に外からの食べ物を持ち込み可
④CAがわりと親切(機内で薬を飲む人が水をくれとお願いしたら、自分たちの飲む飲
 料水ボトルから紙コップに水を入れて渡していた。ボールペンも貸していた。これが
 エアアジアとかだと、水もボールペンも買ってと勧められる。
⑤日本線の飛行機に乗るようなフィリピン人は、日本人の若者グループなんかに比べて
 よっぽど機内で静か

以上、独断です。