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独男、日々を飛ぶ

独りぼっち男の日常

新婚さんといらっしゃい

日曜のお昼の定番番組「新婚さん、いらっしゃい」。

先週の放送では「10代で親になったカップル」特集をやっていました。

その中で印象に残った夫婦がいました。

夫17歳、妻16歳でデキちゃった結婚し、現在は夫20歳、妻19歳。
2人とも高校中退、夫は土建関係の会社で休みなく働き、妻は2人の子どもの家事育児をしながら、将来正社員で働けるようにと定時制高校に通って勉強しているそうです。
また、妻は家計の足しになるようにと、夜にリサイクルショップでアルバイトをしているそうです。

そんな妻に対し、夫が普段の感謝の気持ちを込めて妻の大好きなエビチリを作って食べさせたい、家事の手伝いをして妻の負担を減らしてあげたいと思いやり、番組がそれを応援するという企画をやっていました。


部屋をレストラン風に飾ったり、プロの料理人を招いて夫にエビチリを教えたり。
サプライズされた妻は、とても嬉しそうな表情でした。

最後に夫が妻への手紙。

「子どもが寝た後、夜中にリサイクルショップで働く〇〇を見て、おれにもっと稼ぎがあればそんなことさせなくても済むのにと思うと、申し訳ない気持ちと感謝でいっぱいです。これからおれはもっと頑張って、少しでも家事や子育ての手伝いをして、協力したいと思ってます。結婚してくれてありがとう、これからもずっと隣にいてください」

妻は泣いていました。

この夫婦、すでに子どもは2人いますが、若干20歳と19歳です。

ただでさえ子育てで大変な中、将来を見据えて定時制高校に通い、夜にアルバイトもしている妻を凄いな、と思います。

しかしそれ以上に素晴らしいのは、その妻の行動を当たり前と思わず、きちんと感謝している夫です。

人間、それが当たり前になってくると、やがて感謝の気持ちを忘れていきます。

いつも自分の側にいてくれる人、いつも遠くにいて見守ってくれる人。

それなのに、近すぎて段々見えなくなってしまい、ありがたみを忘れ当たり前に思ってくる。

自分は過去に何度もこれで大切なものを無くしたことがあります。
離れてみて、失ってみて気づくのです。

いまあるものを、いてくれる人を当たり前と思わず、常に周りに感謝できるこの夫。

たくさんの物に囲まれているとか、たくさんお金を持っているとかではなく、
常に周りに感謝の出来る彼のような人こそ、本当に幸せな人なのだと思います。
幸福とはそういうことなのではないでしょうか。

いつもは三枝師匠とまみちゃん+新婚さんの掛け合いが面白くてご長寿番組になっているのだと思いますが、ふとテレビをつけて何気なく見ていた番組から、色々考えさせられました。

20歳の彼にあって、30代独男にないものを。